(写真=Thinkstock/Getty Images)

「この世界の片隅に」は2千万円超!「クラウドファンディング」投資メリットとは

夢を叶える、その仕組みとは

映画の素晴らしさ以外にも話題性が多い「この世界の片隅に」。この映画は「Makuake(マクアケ)」というクラウドファンディングで資金を募集し制作されました。

当初は2千万円を目標としていたのですが、ほぼ倍の3900万円集まっていると言う驚異的な数字を出しています。

では、このクラウドファンディングというのはどんなもので、一体何ができるのでしょうか?

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは、インターネットを通して、特定のプロジェクトの資金を集う仕組みです。

個性的なひらめき、想い、商品などを形にするための資金が欲しい人はクラウドファンディングで資金を集うことができます。そのプロジェクトを見て賛同した人は小口でも投資ができます。また、投資する側は投資をした方から何らかのお返しを受け取ることができるという仕組みになっています。

「この世界の片隅に」に初期のうちに投資した方は、きっと興奮していたでしょうね。

誰が設定できるの?

クラウドファンディングでのプロジェクトは誰でも設定できますが、先ず立ち上げたそのプロジェクトが審査に通らなければいけません。

審査に通った後は、クラウドファンディングの運営側とのやり取りをしながら、プロジェクトを掲載できるように準備していきます。その作業が終了し、プロジェクトが掲載されたら、いよいよ出資者を集うプロセスになります。

うまくいってお金が集まったらどうなるの?

資金を調達できたら、そのプロジェクトを進め、必要であれば途中経過を発表します。プロジェクト終了後は、投資家に何らかのお返しをします。リターンのない寄付というかたちになっていることもあります。

投資する側のメリットとは

注目度がどんどん上がってきているクラウドファンディングですが、その具体的な魅力には次のものが挙げられます。

1.資金が小さくても投資してかかわれる

少額資金でも、自分が興味のあるプロジェクトの資金調達にかかわっていけるという楽しさがります。様々なプロダクト、ファッション、フード、レストラン・バー、テクノロジーなどの中には、自分もそれに興味があると感じるプロジェクトがたくさんあります。

2. 投資したプロジェクトが大成功すると単純に嬉しい

自分が出資したプロジェクトが大成功をしているのを知ると、自分の見る目は正しかったという自尊心が刺激されます。

3. 株式型ならば株主になれる

株式型の場合、その株が利益を生んでくれるかもしれません。

4. 金利が高め

融資型のクラウドファンディングの場合、大きな金利がつくこともあります。3%以上の金利が得られることもあり、中には5%にもなるものもあるとか!この時代ではかなり美味しい投資となります。

投資する側のデメリットとは

融資したお金が返ってこないかもしれない

融資型とか貸付型といわれるプロジェクトでは、お金が返ってこない場合があるというデメリットもあります。

融資した先の事業が思ったように伸びないケースもありますし、クラウドファンディング運営会社そのものが倒産してしまうリスクも想定されます。

プロジェクトを立ち上げた側のメリットとは

1. プロジェクトに必要な資金の不足分を補ってもらえる

一番はやはり不足している資金を補ってもらえるということでしょう。

2. 自分のプロジェクトに賛同してもらえる

自分のプロジェクトに関心を持ってもらえたり、理解してもらえたりするということは、そのプロジェクトを立ち上げた方にとってはとても嬉しく、モチベーション維持につながるでしょう。

3. プロジェクトが終わった後もファンでいてもらえるかもしれない プロジェクトが成功しても、あるいは残念な結果になってしまったという場合でも、投資をしてくれた方はその後もファンでいてくれる可能性が高いです。

プロジェクトを立ち上げた側のデメリットとは

出資者の不安を解消する努力が必要

投資について理解している出資者やおおらかな出資者であれば、プロジェクトの進展を遠くから見守っていてくれそうです。

しかし、出資した以上はかなり厳しく経過を監視するタイプの出資者もいます。そのような出資者の不安を解消するために、プロジェクト進行中の情報公開なども必要になるでしょう。手間を惜しまない姿勢が重要といえるかもしれません。

まとめ

クラウドファンディングは夢を直接的に叶えたい人と、その夢に投資というかたちで間接的に特別な何かを得ようという人を結びつける仕組みです。必ずしも成功するわけではないというのは夢のひとつの姿であり、同じことが投資にもいえます。

しかしクラウドファンディングを通した結びつきで、多くの人が直接的に、あるいは間接的に夢を持ち叶えていくことで日本経済がより活性化されて行くことを願いたいものですね。

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