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年末は実家でお手伝いしよう。実家の大掃除を手伝うべき5つの理由って?

親も自分も安心。その理由とは?

実家の大掃除は手伝った方がよい?

年末で慌ただしいこの時期、やらなくては……と思いつつ、ギリギリに始めるのが「大掃除」。筆者も、計画的にやっておいた方がよいとわかっていても、つい毎年後回しにしてしまいがちです。

地方出身の友人に、年末年始の過ごし方を聞いてみたところ、「今年はお正月の前に帰って、実家の大掃除を手伝う」との答えが返ってきました。「親ともいろいろ話ができるし、おすすめだよ」とのこと。

筆者の両親は幸いにも健在ですが、自分が年を取れば当然、親も高齢になっていきます。今後、両親が本格的に高齢になる前に、5つの理由から、実家の大掃除を手伝っておいた方がいいかもしれない、と考えました。

理由①高齢になるにつれ頑固になる

年齢を重ねることで人間性が豊かになったり、深みが出る人もたくさんいますが、その一方で、年を取るごとに頑固になったり、自分の考えに固執しがちになる人もいます。柔軟な若者と異なり、周りの意見を取り入れなくなる高齢者は少なくありません。

頑固な高齢者になると、明らかに必要のないゴミでも「これは必要」と片付けず、汚れた部屋で生活を続ける人もいます。そうなってしまう前に部屋を片付けておいた方が、親にとっても自分にとっても安心です。

理由②体力が衰えると片付けが大変になる

高齢になれば、たとえ健康な人であっても、どうしても体力が衰えてきます。若い頃は普通にできていた動作がおっくうになり、家事をすると疲れてしまう、という人もいます。

その結果、部屋に物が増えても片付けなくなる可能性があります。そうなると、生活しにくいだけでなく、部屋の中で転んだり、ケガをする可能性もあります。

そうならないためにも、まだ親が元気なうちに、キレイな部屋を作るお手伝いをしておくとよさそうです。実家に自分の荷物が残っている場合、必要なものは持ち帰り、いらないものは早めに処分しておくとよいでしょう。

理由③老後について両親と話す機会になる

例えば老後のことやお墓のこと、自分たちが亡くなった後の家のことなど、両親なりに考えているはずです。

しかし、実家を離れて暮らしていると、なかなか両親とゆっくり話す機会もありません。親が急に倒れてしまったり、意志の疎通が難しくなった場合、両親の考えがわからず、戸惑ってしまう可能性があります。

大掃除の機会を利用して、事前に両親の意向を聞いておくと、万が一の時も焦らず対応することができるでしょう。

実家, 大掃除 (写真=Thinkstock/GettyImages)

理由④必要なものがどこにあるのかを把握できる

高齢になってくると、病気で入院をすることになったり、自宅で生活することが困難になって、老人ホームなどの施設に入居する可能性があります。

大掃除を通して、必要な荷物や、大切にしている持ち物をあらかじめ知っておけば、例えば親が急に入院することになったときに、何を持っていけばいいか迷うことなく、いざという時に荷物をまとめやすくなります。

理由⑤遺品整理がしやすくなる

健康に過ごしていても、急な病気などで親が亡くなってしまう可能性はゼロではありません。親が亡くなった後に、故人の持ち物を整理する「遺品整理」、持ち物を親族などと分け合う「形見分け」も必要になります。

親が亡くなった後、実家のどこに何があるのかがわからなかったり、思い出の品は何なのかなどがわからないと、困ってしまうでしょう。死後に遺品整理をスムーズに行い、安心して旅立ってもらうためにも、親が元気なうちに実家の荷物を整理しておくとよさそうです。

もしものときに後悔しないために

親が元気なうちは、亡くなったときのことは想像しにくいものです。しかし亡くなった後では、親と会話をすることはできませんし、親が何を大切にしていたのかなども、わからないままになってしまいます。

あらかじめ親の考えを知っていれば、亡くなった後でも「あの時こう言っていたな」と思い出し、行動することができるでしょう。もしもの時に後悔しないためにも、親が元気なうちに大掃除を手伝っておくとよさそうです。

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