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浅田真央にも近づける?フィギュアスケート習ったらいくらかかるの?

フィギュアスケートにかかるお金のあれこれ

フィギュアスケートシーズンも佳境を迎え、年内最後の試合となる全日本選手権が開幕しました。絶好調の宇野昌磨選手、女子はエース宮原知子選手、若手・樋口新葉選手、浅田真央選手らに注目が集まっています。

フィギュアスケートは日本では特に人気が高い競技で、子どもに習わせたいという人も多いそうです。しかし、一般的にお金がすごくかかるスポーツのため第一線で活躍する選手の家はお金持ちが多い、などのウワサも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そこで今回は実際にフィギュアスケートを習ったらどれくらい費用がかかるのか、調べてみました。

個人レッスンなら月20万円?

スケート教室で習う場合は、ピアノ教室などのようなお稽古は費用はあまり変わらず、週1回の練習で月謝は1万円前後が相場です。 スケート靴も教室などによっては貸出をしてくれるところもあります。

しかしターンやジャンプなど、フィギュアスケートの醍醐味である技術を習得するために個人レッスンでもう少し本格的にやるのであれば、費用も大きく膨らみます。

費用が発生する大きな項目としてはスケート靴、リンク使用料、コーチ指導料があります。

①スケート靴
値段はピンキリではありますが、より良いものを求めるのであれば1足数万円~数十万円と他の競技で使うシューズより高額ですし、エッジにもお金が掛かる場合も。また、最低でも1年2~3足、選手になると6〜10足は必要になってくるようです。

②リンク使用料
教室などグループレッスンの場合は別途かかることはありませんが、個人レッスンの場合は1時間2万~4万円程度。

③コーチ指導料
コーチの知名度によっても大きく変わってきますが、たとえば明治神宮外苑アイススケート場ではインストラクター費用が30分2570~6170円で設定されています。大会中継の解説でもおなじみの佐野稔氏も、このスケート場のインストラクターに名を連ねています。

しかも昨今のスケート人気で個人レッスンを望む人の方が多く、都内ではコーチのレッスンを抑えるのに数カ月待ちという状況もあるとか。

ちなみに、かつて安藤美姫選手・高橋大輔選手などを指導していた日本でも有名なニコライ・モロゾフコーチの場合、指導料は月50万円で年間600万円だったと元選手の織田信成さんは明かしています。

以上から、たとえば1回1時間の個人レッスンを週3回受けるとすれば道具代、リンク使用料、コーチ指導料で最低でも月25万円、年間では300万円ほどかかる計算になります。

もちろん、レベルがあがってさらに本格的にやるなら毎日練習となり、靴、リンク、コーチすべての費用がさらにかさむことになります。

公式大会出場ならレッスン代と併せて年間500万円以上?

フィギュアスケート, 羽生結弦, 浅田真央 (写真=Thinkstock/GettyImages)

少し実力がついてきて公式大会に出場するとなった場合は上記に加えて、有名クラブへの登録料、衣装代、振付費、遠征費などがかかってきます。

①登録料
競技会などの大会に参加する場合にはクラブに所属している必要があり、そのクラブの登録料だけでも年間50万~60万円かかります。

②衣装代
女子選手で1着10万円ほどで、一流選手になると30万~100万円とも言われています。一大会でショートプログラム(SP)とフリープログラム(FP)、それぞれのイメージに合わせて2着は必要となります。

ちなみに、浅田真央選手や荒川静香選手が昔、負担を抑えるために他の選手のお下がりや手作りの衣装を着用していたというのは有名な話です。

③振付代
こちらもピンキリですが、安くても数十万円。五輪を目指すような選手の場合、世界的に有名なコレオグラファー(振付師)に振付を依頼することも重要で、その費用はSPとFPの2曲で200万円ほどかかると言われます。

以上から、国内で練習し国内大会に出場するだけでも年間500万円程度になるようです。さらに海外の大会に出場するようになれば、遠征費も含めて軽く年間1000万円は超えてきます。

もちろんこれらは五輪出場を目指すようなトップクラスの選手になった場合の話で、またトップ選手にはスポンサーもつくので、全額が選手負担になることはありません。

しかし、どんな一流選手でも子どもの頃にお金をかけて練習に励んだのは間違いなく、一流選手になるためにはそれなりにお金がかかるのがフィギュアスケートなのです。 それを知るとトップ選手がますます羨望の対象となりますね。

参考URL:
フィギュアスケート費用 国内は年間500万で海外は1000万超
わが娘を「浅田真央」に育てる費用は?

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