
(写真=Thinkstock/Getty Images)
FXってどうなの?スマホアプリでプチFX体験しよう
いきなり始める前にまずはアプリでデモ取引してみましょう
「FXは怖そうだけど、ちょっとやってみたい気もする」
そんなふうに思ったことがある方も多いのでは? Twitterなどで取引状況などを実況しているユーザーも多く、興味は津々。試しにちょっと手を出してみたいけど……というあなたには、スマホアプリでのシミュレーションを体験してみることをオススメします。
取引にお金は必要ありません。スマホとメールアドレスとわずかな時間があればOK。まずはとにかくやってみることです。ここでは、筆者が実際に口座を持っているDMM FXのシミュレーションで、実際にデモトレードをしてみましょう。
DMM.com証券「DMM FX」のデモアプリ
シミュレーションですから、FX業者はどこでもいいのですが、自分が実際に使ってみたい業者でシミュレーションをするのがオススメです。ほぼ同じ条件で取引ができるため、実際にお金を使うリアルなトレードに入ってからでも、スムーズにトレードできます。
DMM.com証券ではデモアプリとして、iPhone版の「DMMFX バーチャルトレード」、Android版の「DMMFX DEMO Trade」が提供されています。筆者はAndroidスマホを使っていますので、「DMMFX DEMO Trade」を使って解説していきます。
DMMFX DEMO Tradeの特徴
- デモ取引で使える仮想マネーは500万円
- 実際のDMM FXと同じ20通貨ペアを取引できる
- 最低通貨単位は1万通貨単位
- 人気通貨のドル円のスプレッドは通常版と同じ0.3銭
チャートはこのような感じですが、自分が使いやすいようにカスタマイズできます。このドル円のチャートを見ていると、だんだん売りたい気分になってきましたので、筆者はこのデモで売ってみました。
取引
基本的な取引のやり方は覚えましょう。基本は安く買って高く売るか、高く売って安く買い戻すかのどちらかです。取引の方法はさまざまありますが、FX業者によって多少の違いがあることもあります。
最初は「ストリーミング」か「指値」のどちらかで注文ことになるでしょう。「ストリーミング」では値を決めないで今の値で注文するため、大抵注文した瞬間に売買が成立します。それに対して、「指値」は売買する特定のレートを自分で入れて注文します。
筆者は「スキャルピング」という超短期取引をしていますが、ストリーミング注文で取引に入り、決済は指値で注文を出します。上記の画像では、白抜きの文字が青で囲まれているところをタッチすれば売りが成立。赤で囲まれているところをタッチすれば買いが成立します。
上記の画像の状態は109.328平均のUSAJPY(ドル円)を10本売って、1980円プラスになっている状態です。先ほどチャートを見て売りたくなり、売った後の状態です。
実際のところ、筆者は普段2本くらいで取引します。下の画像の「純資産」という部分を見ていただくと、純資産が500万円から増えているのがお分かりでしょう。これは2本売っていて、1000円の利益が出ているところです。損益Pips(為替差益)は5Pipsです。
臆病者の筆者は、小さな利益を積み重ねることを好んでおり、いつもこのような取引をします。1000円でも数分でゲットできれば、それで充分なのです。
このデモトレードでは、15時35分~16時52分の取引で6830円増えました。このあとすぐに決算したので、1時間半くらいの間に6790円のプラスになったということです。そう思うとワクワクしませんか? デモですから、もし失敗しても実際にお金がなくなるわけではありません。すぐトライしてみましょう。
ヤフー「YJFX」のデモアプリ
Yahoo! JAPANグループのFX「YJFX」が提供しているFXデモアプリが「Cymo」です。
- 資産(証拠金)は自分で決定できる
- 22通貨ペアを取引できる
- 1000通貨単位から取引ができる
- 人気通貨ドル円のスプレッドは0.3銭
「Cymo」の場合、レートやチャートは自分で更新する必要があります。筆者はYJFXに口座を持っていませんので、実際にデモトレードの様子をご紹介できないのですが、1000通貨単位で取引ができることから、少額でゆっくりと取引したい方にオススメといえそうです。また、非常にシンプルな画面ですので、チカチカしたトレード画面を見ていると焦ってしまい、落ち着いてトレードできなくなるような方向きといえるかもしれませんね。
ご紹介した2つのデモアプリは、どちらもメールアドレスさえあれば、すぐにデモ取引を始められます。課金されることもありません。
無料で何回でもシミュレーションできるので、実際に自分がトレードで使う金額を想定してトレードすると、すんなり実践できるのはないでしょうか。まずは気軽に、アプリでトレード体験してみませんか?