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もしも生涯独身だった場合、経済的に備えておきたい5つのこと

「一生独身だったら」と考えたことはありますか?

いつか白馬の王子様が現れると信じて待っていたら、気がつけば周りはどんどん結婚していく。このままでは生涯独身かもと30代、40代の女性なら一度は不安に思ったことがあるのではないでしょうか。

一生独身だとしても困らないために今からできる5つの準備について伝えします。

その1 老後のお金はいくら必要? 老後にしっかりと備えておく

一番気なるのは老後のお金です。収入は年金だけになっても今と同じ生活が出来るのでしょうか。

財務省統計局の家計調査報告書によると、2015年の高齢単身無職世帯の1ヶ月の生活費は約14万3千円です。すると年間約171万円が必要になります。何歳まで生きるかはわかりませんが、仮に65歳から女性の平均寿命の87歳まで生きたとすると、22年間で3775万円が必要になります。一方社会保険給付は10万7千円となっています。87歳までに2824万円受け取れますが、これだけではとても足りません。951万円は自分で準備しなければならないのです。

しかしこれはあくまで平均であって、自分の理想とする生活ができると約束された金額ではありません。そのためにも定年までの期間に出来る限り安定した収入を得て、貯蓄額を増やしておきましょう。

また、確定拠出年金など効率よく老後の資金を準備出来る制度を賢く利用しましょう。

その2 一生賃貸?思い切って家を買う? 終の住処を考えて備えておく

独身, 老後 (写真=Thinkstock/GettyImages)

次に大きなお金がかかるのは住む家です。先ほどの高齢単身無職世帯の家計収支では住宅費として家賃は含まれていません。一生賃貸で暮らすならばその分老後資金の上乗せをして準備しなければなりません。1ヶ月の家賃が仮に7万円とすると、22年間で1848万円以上は準備しなければなりません。

思い切って家を買うという選択肢もあります。安定収入があるうちに支払いが終わるようなプランで住宅ローンを組んでいれば、老後の住宅費は格段に少なくてすみます。

また、老後は有料老人ホームで過ごしたいと思うのであれば、家賃分以上の準備が必要となります。独身の時代に終の住処まで考えられないとは思いますが、理想とする生活をしたいと思うのであれば、住む家のことはしっかりと考えなければなりません。

その3 病気やケガをしたときのことを考えて備えておく

誰でもいつまでも元気で楽しく暮らしたいと思いますが、病気やケガはいつやってくるかわかりません。そんなときあわてないためにもきちんと準備しておくことが大切です。病気やケガで入院が長引けば収入の減少にも繋がりかねません。日頃から健康管理には気をつけたり、健康診断などきちんと受けたりして自分の健康は守るようにしましょう。また、もし入院してしまったときのために若いうちに終身の医療保険に加入しておくこともオススメです。

その4 趣味や仲間を見つけるなど、人的資産に備えておく

一生一人で生きていくと決めても、実際は厳しいこともあります。老後病気になったとき、誰も訪ねてくれなくて発見が遅れたなんてことにならないように普段から友好な人間関係は築いておいた方が良いでしょう。

没頭出来る趣味や、なんでも話の出来る友人はとても大きな存在であり、大切な資産です。

趣味のサークルなどには積極的に参加し、一生付き合うことの出来る友人を見つけておきましょう。好きなことや趣味のあう友人がたくさんいれば楽しく過ごすことが出来るはずです。

その5 収入を増やす、収入経路を増やす

老後のお金も大事ですが、今生活するためのお金も大事です。定年まで安定した収入が得られる保障はありませんので、少しでも収入を増やす努力は必要です。

今の会社でキャリアアップを目指すのもいいですし、転職して収入アップを目指すのもいいですし、副業するのもいいでしょう。お金に働いてもらう資産運用も必要です。

しかし、会社を定年になってからも継続的に収入がある方が、より安心出来るのではないでしょうか。そのために資格を取得して定年後に独立開業や、今から好きなことや趣味を生かして週末起業するなど、貯めるだけではなく、稼いで増やす、収入経路を増やすことを考えてみてはいかがでしょう。

一生独身で過ごそうと思うと不安が先にたつと思いますが、今の生活を楽しめないと意味がありません。好きな服を買ったり、旅行に行ったり、お金や時間を自分のために使える自由もあります。

自分の人生は自分が主人公。素敵なシナリオを描いて悔いのない人生にしましょう。

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