(写真=Thinkstock/Getty Images)

ボーナス前に見極めよう。今すぐ会社を辞めるべき人、意地でもしがみつくべき人の違い

失敗した!と後悔する前に、4つの角度で検証してみよう

「もう嫌、こんな会社辞めてやる!」
「そろそろ辞めようかなあ~」

こんな風に思った経験、ありませんか?

そんなとき、自分が本当にキャリアチェンジを考えるべきか、どのようにして見極めればよいのでしょうか。じつは、会社を今すぐ辞めた方が良い人と、辞めるのは時期尚早な人というのはそれぞれ傾向があります。

「金銭面」「実績面」「職能面」「精神面」の4つの角度から見ていきましょう。

【金銭面】貯蓄の目安は給料1、2カ月分

まずは金銭面。1~2カ月分の給料以上の貯金がある人や副収入を得ている人であれば、今すぐに会社を辞めても、まずは生活に支障をきたすことはないでしょう。また、実家でしばらく暮らせる、パートナーにお世話になるなど他人を頼って生きていける人もとりあえずは安心できます。

一方で、ほとんど貯蓄もせず、これといったスキルや実績もないのにいきなり年収500万、1000万の仕事に転職だ!といった現実離れしたキャリアプランを考えている人は踏みとどまるべきです。

まずは現職での実績を残すことを考えるか、具体的な目標を立てて知識やスキルを自身で習得、または経験を積める転職先を探すことから始めましょう。

【実績面】改善の努力をしたか

今すぐ辞めるべき人はスキルや経験、実績があり、その上で自らの成長や目標達成のために行動を起こそうとします。前向きに退職を捉えている人は環境を変えても評価されやすく、どこへいっても重宝されるでしょう。

辞めない方が良い人はここが嫌だ、あそこがおかしい、などと現職への不満を山のように語ります。しかし、そういう人に限って現状改善や不満を解消するための努力を怠っていることが多いようです。

キャリアチェンジは大きなリスクを伴うもの。もしも現職にとどまって不満を解消できそうな手立てが少しでもあれば、まずは改善しようと努力をしてから退職を考えても決して遅くはありません。

転職, 辞めたい, キャリアチェンジ (写真=Thinkstock/GettyImages)

【職能面】職種を変えるなら、社内から検討を

キャリアチェンジを考えた時に、自分の強みやこれまでの経験を活かして次へ進もうとする人は成功しやすいと言えるでしょう。さらに、目的・目標がはっきりしているようであれば、比較的転職先も見つかりやすく、新たなステージでも飛躍していくことでしょう。

一方、職種を変えたいと考えている人は要注意です。第二新卒など、まだ経験が浅く若い年齢であればうまくいく可能性もあります。しかし、一般的にキャリアチェンジしやすいと言われるのは「同業界・同職種」で、次に「異業界・同職種」、続いて「同業界・異職種」の順番です。

業種を変えたいという強い希望があるようであれば、まずは「現職内での職種を変える」ことを検討してみても良いかもしれません。

【精神面】きっぱり辞めるのも一つの手

嫌なことを我慢し続けるぐらいなら、その後の社会人人生を棒に振る前にきっぱり辞めるのも一つの手です。

上司や同僚など、頼れる人が誰もいない。辛い。きつい……。

自分の心はごまかせても、体は正直です。仕事のストレスを放置しておくと不眠症やうつ、摂食障害になる可能性があります。もし健康を損なうようなことがあったら、一刻も早く仕事を辞めることを考えてください。

辞めない方が良い人は、周囲が羨ましくなって自分もキャリアチェンジしようと考える人です。最近ベンチャー企業に転職した友人の話を聞いて、「よし、私も!」。……そういった人に限って、恵まれた環境にいたり、公務員など安定している職についていたりするものです。

辞めることは最善の選択?

人間誰しも、隣の芝は青く見えるものです。しかし、今の仕事を辞めることは自分にとって本当に最善の選択なのかを客観的に見つめ直し、しっかりと考えた上で判断していってほしいと思います。

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に