(写真=PIXTA)

ドラクエ、FFも熱い!東京ゲームショウ、注目したい株は?

何かとゲーム業界が話題の今年は、特に注目です

ポケモンGOの大当たりやドラクエ30周年など、今年は何かとゲーム業界が盛り上がっていますね。 東京ゲームショウが今年も開催されます(一般公開は9月16日、17日)。

出展企業を中心に、動きが気になる注目関連銘柄を挙げてみました。

注目の銘柄はこれだ

スクウェア・エニックス・HD<9684>

前身のエニックスが『ドラクエ』を発表してから今年で30周年。

9月12日までの期間限定で、東横線渋谷駅の発車メロディーを『ドラゴンクエスト』シリーズの「序曲」にしたことでも話題になっていますね。ドラクエに並ぶ人気があるファイナルファンタジーもこの企業な事は有名です。

投資家目線では、連結配当性向(純利益に対する配当金の割合)の目安を30%としているのもポイントです。

バンダイナムコHLDGS <7832>

「機動戦士ガンダム」「プリキュア」「ドラゴンボール」などの豊富な知的財産(IP=Intellectual Property)も持ち、最適な事業に商品・サービスとして発信できるのが強み。

バンダイとナムコが2005年に合併。合併後の2010年頃までは業績不振でしたが、組織体制を変更したことや、スマートフォンの普及で市場が広がったこともチャンスとなりました。2016年第1四半期決算では売上高、営業利益ともに過去最高を更新しています。

任天堂 <7974>

ゲームショウには参加しないというスタンスの任天堂ですが、株価には注目です。

『ポケモンGO』のフィーバーぶりも、リオデジャネイロオリンピック閉会式での安倍総理の「安倍マリオ」コスプレも記憶に新しい任天堂。7月19日に3万2700円の年初来高値をつけた株価は、9月に入って2万3000円~2万4000円前後に落ち着いています。

秋にはスマートフォンゲーム『どうぶつの森』などがリリース、2017年3月には、次世代ゲーム機「NX」の発売が予定されています。

2015年秋には経営陣が若返り、社内の体制も変わるなど目まぐるしい変化のなか、ゲーム機械やソフトを扱う商社を自社の傘下に収めて、国内の販売事業を強化すると発表もしています。

参考:任天堂

アドアーズ<4712>

アドアーズは来年50周年。「グリー<3632>とバーチャルリアリティー(VR)関連事業で業務提携を行う」と8月26日発表。週明け29日からアドアーズの株価が急上昇しました。

2016年内にも「従来にはなかったVRアトラクション」を常設するアミューズメント施設を開設。中長期的にも双方の強みを生かしたエンターテインメントとしてのVR関連事業を構築するとしています。

カヤック <3904>

スマートフォンゲーム『ぼくらの甲子園!』、ゲームコミュニティ『Lobi』も運営するカヤックですが、受託開発はVR関連の営業に注力しています。8月25日にはVR関連株として注目を集め、株価がストップ高となりました。

ちなみに、ユニークな採用を行う企業として、テレビなどで見たことがある人もいるかもしれません。

参考:面白採用キャンペーン

セガサミーホールディングス<6460>

2004年にセガサミーホールディングスとして経営統合。パチンコやパチスロはユーザーの減少傾向が続いているため、メーカーの収益力が低下していますが、こうした流れをうけて、ユニバーサルエンターテインメントとパチンコ台などの遊技機を共同で生産する、出資会社を設立しています。

8月2日に発表した2016年4~6月期の連結決算の最終損益は41億円の黒字。前年同期は、遊技機事業の新作タイトルの販売がなかったことなどが原因で79億円の赤字だったため、黒字転換を好感して株価も上昇しています。

番外編。「セカンダリー市場」にも注目

番外編として、ゲームタイトルの買い取りや運営受託を行う「セカンダリー市場」の注目銘柄を。

マイネット<3928>

ゲームサービスレーベル「PARADE(パレード)」を運営するマイネットは、ゲームメーカーが開発したスマートフォンゲームを買い取り、付加価値をプラスして再生、運営しています。創業は2006年、国内初のソーシャルニュースの配信などを行っていましたが、現在はスマートフォンゲームの買い取り&再生でオリジナリティを放っています。

そして「情報・通信業」だけにとどまらず、幅広い業種に関連銘柄があるゲーム業界。今年の注目はやっぱりVRのようですね。

参考:VR機器100台超が集結 東京ゲームショウ

開催へのカウントダウンとともに、関連銘柄の話題も盛り上がりそうですね。 そちらも合わせて注目してみてはいかがでしょうか。

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