(写真=PIXTA)

デキる女はココが違った!「社内での振る舞い術」3つ

ほんの小さな工夫です

様々な時代背景や価値観が渦巻くカオス空間…それがオフィスと言うものです。社内においてずっと同じ振る舞いや言動をしていてはステップアップはのぞめません。

筆者は約20年間でのべ100人以上の部下のマネジメントを経験してきましたが、オフィスマナーの研鑽が、意外な効果を生むことがあると実感しています。

より高度な仕事を手がける重要なビジネスパーソンとなり、年収アップへ繋げていくために効果的なオフィスでの振る舞いを紹介します。

朝の挨拶はノーリスク すべての関係性を繋ぐチャンス

総務課課長Aさん(50歳女性)は、どの部署に異動しても安定した運営ができると社内でも折り紙つきの女性管理職です。20代の頃は特別に目立つ存在ではなかったそうですが、30代以降から着実にキャリアアップしているそうです。

Aさんが一番日頃気をつけていることは「おはようございますと言う時には上司・部下に関わらず、先に自分から声をかけ、敬語で心を込めて言うこと」。意外にもある意味では普通の行動です。

仕事上の戦略を立てる時には、綿密に策を練り、理論武装してのぞまなくてはならないシーンも多くあります。しかし、挨拶は上司や部下、クライアント、すべての関係性を繋ぐハッピーワードであると同時に、自分から心を開いてもノーリスク。そんな数少ないチャンスでもあります。

毎日の朝の挨拶で人間関係をくまなく繋ぐことにより、はずみをつけてその先にある仕事を展開させることができるのかもしれません。

感謝の言葉は惜しみなく。然るべきタイミングと適切な表現で

世の仕事のほとんどにおいて、一人でなしえているものは少ないはずです。

あるショップ店長Bさん(38歳女性)については、「信頼ができる」という職場の声を多く聞きました。

リサーチしてみると、彼女は年上のパート社員に対してサポートをもらった時に「おそれ入ります」と必ずお礼の気持ちを伝えているとか。立場に関わらず、目上を尊重して丁寧にお礼を伝える姿勢が一定の評価を得ていたと考えられます。

力添えをもらった時には、機を逃すことなく感謝の言葉を伝えることはとても重要です。バリエーションも自分なりにいくつか持っておくと咄嗟の時においてスムーズに出てきます。

「ありがとうございます」
「感謝申し上げます」
「おそれ入ります」

感謝の言葉は惜しみなく、然るべきタイミングと適切な表現で伝えることは、またこの人と一諸に仕事をしたいと相手に思わせるポイントなのかもしれません。

本筋の業績アップは大前提ですが、その上で同僚の評判というものは不思議なもので、風の便りにのり然るべきところに伝わります。そうした人員をひきつける力というものは、必ずステップアップへとつながるものです。

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会議の場では不必要に敵を作らない聡明な物言いを

男性社員が多い会議の席で女性社員が発言することに違和感を抱く層がいる…それが日本の多くのオフィスにおける現実です。

地方営業所所長のCさん(41歳女性)は、女性所長が少ない社内会議に出る際、2つのことに気をつけているそうです。

1つ目は声のトーン。内容以前の問題として矢継ぎ早に高い声で話す女性の声に拒否反応を示す男性はかなり多いとか。少し押さえ目のトーンで句読点を意識した息継ぎで発言すると、比較的聞いてもらえることが多いそうです。

2つ目は否定をしないこと。先に出た意見を否定せずに、「先ほどの貴重なご意見とは別の案としまして、このような内容はいかがでしょうか」と提案する。少しだけまろやかに表現しながら、発言するべきことは発言していくという一連の流れが重要だそうです。

女性は仕事に熱心なあまり、一本気で率直な物言いをしがちですが、大勢の場において不必要に敵を作らない方が賢明です。

また、会議という場は日頃接しない立場の役員や管理職、他部署の社員が多く席についています。だからと言ってただイエスマンでいるのではなく、敵を作らずして自らの提案を上手にできるビジネスパーソンは、彼らの目にとまり、引き抜きやステップアップへと飛躍していきます。

無礼が許されるのは「相手にされていない」から

オフィスという空間を俯瞰して眺め、少しだけ振る舞いや言動に工夫をするということは、意外とおろそかにしがちな行動です。20代であれば多少の無礼も許され、それは言い換えればまだ相手にされていないという一面もあります。

しかし30代以降は、キャリアを積み上げたい、年収アップをはかりたいという意思があるのであれば、仕事の技量を研鑽するだけではなく、ちょっとしたオフィスマナーを丁寧に磨くことが大切です。

振る舞いや言動は仕事と密接に関係しています。小さな身の振りをおろそかにすることなく、冷静に謙虚に行動を自制して、大きな飛躍につなげていきましょう。

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