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月500円からスタート。積立投信でほったらかしの資産運用

初心者にやさしい小額投資から始める方法

いきなり「資産を運用する」というと、なんとなく大げさな話にも聞こえます。しかし、最近は少額から投資を始められる仕組みができたことや、自分で老後に備えたいという意識が広まり、私たちの世代にも投資が身近な選択肢になりつつあります。

定期預金や国債なんかもいいけれど、もう少しだけ積極的にお金を増やす手段として、ここでは「積立投信」について解説します。

毎月決まった額だけ買う積立投信

積立投信をひとことで言うと、「毎月決まった額だけ、投資信託を淡々と買い続けるしくみ」です。

投資信託は「プロにお金を預けて、国内外の株や債券、不動産などを組み合わせて運用してもらえる」もののことです。通常、そういった投資商品を買おうとすると、最低でもひと口で数万円から、規模が大きくなれば何億という単位でお金が必要になります。ですが積立投信を利用すれば、証券会社によっては月500円からの投資が可能です。

投資信託は何千本もの種類があります。値動きが比較的小さいローリスク・ローリターンのもの(日本国債など)から、逆にハイリスク・ハイリターンのもの(新興国の株式や原油など)まで様々です。

積立投信をはじめるための5つのステップ

世の中にはたくさんの証券会社がありますが、大きくふたつ――野村證券や大和証券に代表される「総合証券」、そしてSBIや楽天といった「ネット証券」に分けられます。

平日に自由に時間がある場合や、証券会社の方に相談しながら投資をしていきたいという場合は、総合証券の門をたたくことをおすすめします。まず、最寄りの支店に電話をしてみてください。事前連絡をせずに行くと、必要な持ち物がなく手続きが二度手間になったり、店頭が混んでいて待たされたりということがあるかもしれません。

対して、利便性を重視する人や、手続きをインターネット経由で完結させる方がラクな人にはネット証券がおすすめです。こちらを利用したい場合は、以下のように手続きを進めます。

①証券会社のホームページにアクセスすると、どの会社のトップページにも「口座開設」の文字かボタンがあります。そちらから資料や手続き書類を取り寄せましょう。また、質問があれば、気軽にコールセンターに問い合わせしてみましょう。朝一番か株式市場の昼休み中である11時半~12時半、あるいは市場の終わった15時以降が繋がりやすい時間帯です。

②書類請求から数日で、証券会社から郵便が届きます。口座開設用紙に氏名や住所などの必要事項を記入・捺印し、本人確認書類などと一緒に返送します。不備があると書類が返送されてしまうので、郵送前に必ず記載内容や同封物を確認するようにしましょう。

③証券会社から口座開設完了のお知らせが郵送されてきたら、ふたたびホームページにアクセスします。郵送物の中にログインIDとパスワードが記載されていますので、それを使ってログインします。

④買う投資信託を決め、サイト上で銘柄の検索をします。目論見書(投資信託について、投資先の情報や手数料などについて書かれたもの)などの重要書類を、画面上で確認します。

⑤月にいくら買い付けるか、買い付ける場合はどこの口座から引き落とすか等を決め、入力します。

これで、積立投信を利用する準備はおしまいです。 この後は、毎月引き落とし口座に残高があるよう気をつけておくだけでOKです。

積立投信, 資産運用, 初心者 (写真=Thinkstock/GettyImages)

まずは資産運用する面白さを知るところから

口座開設や投資先を選ぶ時など、最初の手続きでは多少の手間がかかってしまいます。ですが、そこさえクリアしてしまえば、あとは自動的に設定したとおりに投資資金が積みあがり、プロに運用してもらえます。

運用がうまくいって、利益が乗ってきた時のうれしさは、自分の資産を投じたときにしか味わえないものです。ぜひ一度、体験してみてくださいね。

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