(写真=Thinkstock/Getty Images)

「ポケモンGO」バブル、女性投資家はこう見ていました

ゲーマーたちより、投資家たちはほんの少し冷静でした

「ポケモンGO」楽しんでいますか? それとも、ゲーム中の中期ゴールが見つからなくて、少し落ち着いていてしまいましたか?

株式会社マクロミルが男女1000人に実施したアンケート調査によると、30代の女性でポケモンGOをダウンロードした人はた20%と、全ての年代の中でも少ないようですが、不思議なゲームなので、想像しているよりも幅広い世代が、それぞれの楽しみ方をしているかもしれませんね。

しかし、ポケGO人気を単なるプレイヤーたちの間のブームとみなしてしまうのはもったいない!

「ポケモンGO」といえば、ぱっと頭に浮かぶであろう「任天堂」。この会社の株価が、日本リリース前後で激しい値動きをしたのです。中には、このバブルに乗って大儲けをした投資家もいたかもしれません。

嵐のようにやってきて、嵐のように過ぎ去りそうなポケGOブーム。多くの女性投資家は、どのように見ていたのでしょう。個人投資家のひとりである筆者の視点から、一連の動きを振り返ってみました。

日本リリース前の動き

日本リリースする前、先行したアメリカでブレイクしていた頃は多くの投資家が期待していました。

ネットで株価上昇の予兆をキャッチ

多くの投資家は株式掲示板、TwitterなどのSNS、ニュースサイトなど、お気に入りにしている情報源、コミュニケーションの場を数種類持っていることが多いです。積極的に投稿したりしている方も多く、ネットの情報を中心に情報をキャッチしていたと考えられます。

7月10日ごろには任天堂の株価が上がり始める

まだ「ポケモンGO」の日本リリースの日も知らない状況ですが、株価は動き始めています。買ってみたいと思っていた方もいるのではないでしょうか。

7月15日には「青天井」と思われていた?

順調に任天堂の株価が上がっています。「青天井」になると投資家は思っていたでしょうか? 答えは多分NO! Twitterでは「株価急落」を予期していたような投稿も見かけました。

実際に、少しテクニカル的なことも知っている投資家としては「上がり続ける株はない」と思うほうが、自然です。

7月20日リリースの噂があったが伸びた

「ポケモンGO」の日本リリースは20日と聞いていたのに、当日になってリリースが延長されるとの情報が入りました。がっかりした人は多かったでしょうけれど、任天堂の株価は順調に上がっています。投資家の中では期待感が大きかったでしょう!

遂に日本でリリース。その後の意外な動きを追う

順調に伸びていくと思われた株価。しかし、そううまくはいきませんでした。

ポケモンGO, 投資家, 株価, 任天堂, 動き (写真=Thinkstock/GettyImages)

7月22日金曜日、日本でリリース! 任天堂株買われる!

7月20日にリリースされるのではという噂が出てから、実際にリリースされたのは2日後でした。この日の任天堂の株価は前の日よりも220円高い2万8220円となりました。日経平均が182円97銭下げていた中でも、任天堂株は強気で買われていたということになります。

7月22日金曜日の東京市場の取引時間終了後の悪夢

しかし、この7月22日、東京市場の取引時間終了後に、悪夢のような(?)情報が流れてきました。任天堂は「ポケモンGO」を開発したわけではないので、業績には大きな変化はないという内容でした。

この情報はニュースアプリや、そのニュースを読んだ人がTwitterなどで拡散した情報を見て知った人が多かったのではないでしょうか。22日金曜日夕方には、投資掲示板で「ポケモンGO」バブルももう終わりかも、というという投稿も見かけました。

任天堂の株価下落の予兆を感じ取る不気味な週末

「朝日新聞デジタル」によると、TwitterではポケモンGO関連のツイート数が、人気アイドルグループのツイート数をわずか3時間ほどで抜いてしまったそうです。

まさにたくさんの人の注目の的になっている最中の任天堂からのコメントで、一番心が揺れたのは投資家だったでしょう。特に、任天堂株を「ポケモンGO」バブルに乗って買った方の中には、不安な週末を過ごした方もいたかもしれません。

女性投資家の動きは?

任天堂株はポケモンGOバブル前で1万5000円くらい、バブル絶頂の7月22日の終値で2万8220円です。最低取得単位の単元株数は100株ですので、取得するにはポケモンGOバブル前でも150万円ほど必要です。株取引にある程度慣れていて、充分な資産がなければ、最初から購入するのには慎重だった女性が多かったでしょう。

7月25日月曜日 やっぱり「ストップ安」!

ストップ安というのは、1日のうちで許容される値幅制限まで株価が下がることです。7月22日金曜日には2万8220円だった任天堂株は、週が明けた月曜日にはストップ安になってしまい、2万3220円にまで急落してしまいました。

1株で5000円下がったということは1単元100株の任天堂株は50万円ほど下がったということです。

しかし、Twitterなどでの反応はわりと冷静な投稿が多かったように感じます。かなり早い時点で予期していた投資家も多かった感じもあります。

7月29日金曜日、それでも任天堂の株価は高い

「ポケモンGO」バブル終焉という声も聞こえてきますが、7月29日金曜日の任天堂株は2万1505円です。「ポケモンGO」バブル前は1万5000円前後でしたから、7月29日現在、その価格は下回っていないのです。乱高下したこれから先、任天堂株はどうなるのかを多くの投資家が興味深く見守っていることでしょう。

この一連の「ポケモンGOバブル」から投資家が学んだこと

期待感で大きく買われ、失望感で大きく売られるのが株。この一連の「ポケモンGO」バブルでは、勝つためには大衆がどう感じ、どう動こうとしているかを素早く正確にキャッチすることがとても大切だと改めて気がついたのではないでしょうか。

大意さえつかめれば、飛び乗って、利益が上がったらすぐに利益を確定する(利確する)短期トレードもできます。そのような動きに強い女性投資家、チャートを日に数回は見て取引できる投資家ならば、おもしろい動きだったでしょう。ただし、正確な情報を入手することも、長期的に負けない投資家でいるためには必要でしょう。

最後にひとこと、ポケモンGOは、人に悟られないように、こっそり楽しんでいるファミコン世代以上も結構多い気がいたします。その中には昔から任天堂株好きな方もいるかもしれませんね。

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