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結婚してバリキャリ卒業にSTOP!独女に伝えたいこと3つ
「結婚=ラクになれる」方程式は成立しない?
アラサーバリキャリ独女に悩みを聞くと、「早く結婚して今の仕事を辞めたい」「結婚して安定したラクな仕事に転職したい」と、寿退社を目標にする方は多いようです。
しかし、耳が痛いお話をお聞かせします!「結婚したからといって、ラクになれるワケじゃない!」それどころか、負担が2倍3倍になるかもしれませんよ!結婚してから旦那さんに失望する前に、ぜひこちらをご覧ください。
貴女の旦那様は、仕事を辞めさせてくれないでしょう
ひと昔前の男性なら「結婚後は、仕事を辞めて家庭に入ってほしい」なーんて言葉、当然のように言ってくれたのでしょう。
でも現代の男性は、きっとそんな言葉は言ってくれません!むしろ「自分らしく頑張ってる君を好きになったんだ。君の才能を無駄にしてほしくない!」なんて甘い言葉で、仕事を続けさせるはずです。
理由はもちろん、将来の収入に不安があるから。しかも、一億総活躍社会が叫ばれる今、世の中は「結婚後も、女性は働いて当然!」という方向になびいてしまっているわけです。夫は当然とばかりに貴女にも活躍と収入を求めるでしょう。
私の友人も一時期仕事をやめ「専業主婦」をやっていました。しかし彼女は夫にこう言われたそうです。「ニートいつまで続けるの?」
「ラクな仕事」ほどキツイ
「じゃあ、安定したラクな仕事に転職したい」と思うでしょう。過剰なノルマや、日々のプレッシャーから解放されたい気持ちは良くわかります。
しかし「ラクな仕事」ほど、バリキャリの貴女にはキツイはず。ラクな仕事=誰でも出来る仕事。つまり、単価がものすごく安い!それまでバリキャリだった貴女に、耐えられるでしょうか?
それから、ラクな職場ほど、面倒な人間関係が多い。夫の職業や収入、住んでいる場所、着ている洋服など、仕事以外のところで評価され、見下されたり、ひがまれたり。気を使うことは今以上に増えるでしょう。最近は、「ゆるキャリ」なんて働き方も流行っていますが、会社は組織。
1人だけ「ゆるく」働くことは、今の社会の体制ではまだまだ難しく、結局、他の社員並に働くことになったり、もしくは、思いきり格下げされたりしているようです。
仕事も100%。家事も100%。でも体は1つ
「じゃあ、仕事は続けてあげる!」と決断したならば、夫に期待したいのが家事のフォロー。「フォロー」と言ってしまうのも頭にくる。同じように終電間際まで働いているのなら、家事は5分5分で当然だ!と言いたくもなります。
しかし、5分5分が我慢できなくなるのは、むしろ女性の方が先です。そもそも男性は一つのことに集中しやすいので、例えば料理をしながら洗い物には気が向きにくい。
結果、夫に夕飯の支度をお願いすれば、盛大な後片づけが待ち受けます。そのうち、夫が台所をうろうろされるのにも、イライラ。結局、自分でやった方が、効率的に家事は進むのです。次第に夫は何もしなくなり、結局、仕事を100%やった後は、家事を100%やることになるのです
私は思います。白馬の王子様は迎えに来てくれるかもしれない。けれど、後ろには乗せてもらない。自分は自分の馬に乗り、二馬力にならないと、前には進まない。そんな時代なのかもしれません。