(写真=PIXTA)

【連載】「マネー相談は人生相談。女性FPたちのホンネ日誌」

#02 「仕事は好きだけど低年収」で悩む女性にアドバイス

廣木智代のつぶやき【後編】

ファイナンシャル・プランナー(FP)という職業の女性たちが、普段、どんな相談を受け、何を思っているのかをリレー日誌形式でつづる連載。前回は、「今の仕事は好きだけれど、年収が低く将来が不安」というアラサー独身の女性保育士さんの相談内容を紹介しました。今回は、FPの廣木さんが彼女に贈ったアドバイスを紹介します。

【前回のお話はこちらから】
#01 「悩みは保険」はウソ? マネー相談の本当の問題

「英語を話したい」という願望

彼女は私と話している中で、「英語に興味があり英語を話したいと思っている」という願望を教えてくれました。

学生時代、アメリカやヨーロッパの英語圏への数か月単位の留学を考えたけれど、費用的に難しく諦めた事を悔やんでいるとのことです。

「願望」を活かしたキャリアアップを助言

そこで私は英語力を磨きながら、保育士としてのキャリアをアップする提案をしました。

外国人が増えた日本において英語が話せること自体重宝されるという事もあります。保育施設には外国人の親を持っている子も増えたようで英語が話せれば親や子とのコミュニケーションも取りやすくなります。保育施設でもそのような人材はより必要とされ、普通の保育士よりお給料アップも狙えるのではと思ったのです。

そして費用が安く英語力の高いフィリピン人が先生のセブ島留学をおすすめしたのです。そして私のネットワークにセブ島留学の仲介をしている方がいたので同行しご紹介をしました。もちろん、彼女のオリジナルマネープランも一緒に考えました。

無理だと思ったことも「見える化」することで道は開ける

その後、彼女は一度職場を退職し、4カ月のセブ島留学をしました。費用はすべてを含め80万円ほど。1カ月に換算すると約20万円ということで彼女にとって無理なく十分に行ける金額でした。

ファイナンシャル・プランナー, FP, 相談, 保険, 仕事, 年収上がらない (写真=Thinkstock/GettyImages)

時々彼女はフェイスブックにて近況をアップしてくれていますがとても楽しそうでいきいきしています。最近は近況を英語でアップしていたりもします。

そうそう、肝心の相談だった保険ですが、従来加入していた保険を見直しして外貨建ての個人年金を始めました。帰国したら資産運用のこともまずは学んでみるとの事でした。行動こそ、最大の学びです。彼女の今後が楽しみです。

また、知人のFPから彼女が帰国したら英語が生かせる保育施設があると教えてもらっていますのでご紹介もしたいと思っております。

ダイヤモンドはダイヤモンドで磨かれる

人ってどうしても自分の経験から判断してしまい可能性を打ち消すアドバイスをしがちです。私は人の無限大の可能性を信じ視野を広げ人生に明るい未来を感じられるアドバイスを心掛けていくことを肝に銘じています。

ダイヤモンドがダイヤモンドで磨かれるように、人は人で磨かれます。私は相談者とそんな関係を持ち相談者のそばに寄り添って成功へのお手伝いがしたいって思っています。

次回はおしゃべり大好き、今関さん

次に紹介するFPは今関倫子さん。年間のべ200件以上の相談にのっている、経験豊かなFPです。

お買い物大好き、おいしいものを食べるのが大好き、おしゃべり大好き。しっかりお金を使って人生を楽しみつつマネープランを考えたいという人にはぴったりのFPさんです。一体、どんな相談を紹介してくれるでしょうか。(廣木智代のつぶやき、おわり)

【そのほかの相談事例はこちらから】
#03 独女が「家を買うと結婚できない」に惑わされる理由
独身高収入OLのA子さんは「家を購入したいけれど、結婚できなくなるのでは?」という悩みを抱えていました。それに対し、FPさんが優しくアドバイスをします。

#05 「夢のマイホーム」の落とし穴。夫の死亡保険金で住宅購入を希望するB美さん
B美さんは夫の死亡保険金を原資に、住宅購入を希望しています。本来ならば、なんとか購入を勧めるところですが、「購入しないことを強く勧めた」とFPさん。さて、その理由は?

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