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DINKSは非難の的?既婚子供なし女性が抱える3つの悩み

さまよう暫定的DINKSの本音とは

「DINKS(ダブルインカム・ノーキッズ)」とは、「意識的に子どもは作らず、互いに収入がある夫婦」のこと。でも最近は「いつかは子どもも欲しいけれど、産休後どうなるか分からないし、盤石な地位を築くまではしばらく仕事に没頭しないと!」という、とりあえずの「暫定的DINKS」が増えているのではないでしょうか?

実は筆者もそんな1人。暫定的DINKSは、子どもがいる既婚女性とも独身女性とも、実に話が合わない!他人から羨まれることも多いがゆえに、案外悩みが深いのです。

いろんな意味で誰にも言えない、セックスレスの悩み

仕事を優先することで、夫婦の性的な関係が次第に無くなるのは、自然な流れ。とは言っても「いよいよ子どもが産めない年齢になった時に、後悔するのでは?」という恐怖も、常に心のどこかでチクチク呻いているんです。

だからこそ、セックスレスである現状が実は、辛い。でも、子持ち既婚女性に相談すれば、「仕事も家庭も欲張りすぎ」と言われてしまうだろうし、まずは結婚を目指している独身女性に相談すれば、子作りなんて贅沢な悩み。親などは「早く孫を見せろ」と言うだけ。なかなか誰にも理解してもらえず、結局、1人悶々としているのです。

職場で優遇されるのは、子持ち既婚女性ばかり

子持ち既婚女性は「今日は子どものお迎えがあって。あとはお願いできない〜?」とすまなそうな、でも、当然のような顔でお願いしてくるわけです。

そりゃ、子育ては大変で、頼れるものは何でも頼っていかないと、両立なんて難しいのでしょう。けれど、「こちらにだって家庭はあるのですよ!」と大声で叫びたくなるわけです。「私も家のことで……」と言えば、「旦那さんも帰りが遅いでしょう?」とか「旦那さん、1人でできるわよ」と言われる始末。

子持ち既婚女性の仕事をどんどん押し付けられ、毎日が残業続きということに。平日、どんどん家が汚れていくのを見ていると「家庭崩壊したら、子持ち既婚女性のせいにしてやる!」と叫びたくなるものです。

DINKS, 悩み, 女性 (写真=Thinkstock/GettyImages)

結局すべて「自慢」と受け取られてしまう

DINKSは、夫婦ともに収入があり、子どもにお金をかける必要もないので、比較的、生活に余裕があります。週末は夫とお気に入りのレストランへ。まとまった休みは海外へ。家も洋服もそれなりにこだわって、表面的に見れば誰もが羨む状況かもしれません。

しかし、それはひとえに多くの犠牲を払い、自分で選び取ったもの。責められる筋合いはありません。でも、何か悩みをつぶやけばすぐに罰当たり扱い、もしくは「自慢」と受け取られてしまう……。

子持ち主婦からは、贅沢な暮らしをなじられ、独身女性からは、夫との楽しい暮らしをなじられる。結局、悩みは共有できず、胸の中たまる一方です。

こうして、話し相手がいなくなっていく暫定的DINKS。誰にも迷惑をかけないように、真面目にやってきただけなのに……。DINKS同士なら共感できるかもしれませんが、似たような境遇で生きている彼女たちは、誰にも悩みを打ち明けないようにしているわけで、なかなか出会えないのです。

他人からは羨望のまなざしで見られがちなDINKSも、すべて思い通りの人生というわけではありません。子持ちの女性や独身女性と同じように、悩みや不安を抱えていることをわかってほしいと思うのです。

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