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6月は無関係! ウェディング企業の株価が上がる意外な瞬間

婚活女子ならずとも投資先にお勧め。需要増加中の結婚関連銘柄

投資をしている女性なら、多かれ少なかれ結婚関連企業の株価について興味があるのではないでしょうか。

「どんなものが結婚関連銘柄なの?」「どんな時に値上がりするの?」といった基本を見ていきましょう。

ジューン・ブライドと株価って関係ある?

結婚式といえばジューン・ブライドが思い浮かびますが、そもそも、本当に6月に結婚式・披露宴の件数が多いのでしょうか?

実は、日本では9~11月の秋が一番多いのです。特に10月に集中しています。

秋は気候もいいですし、転勤や入学・卒業・受験などのイベントがなく、祝日が多いため、ご親族やご友人などご列席の方々の負担にもなりにくいのが理由でしょう。春のピークは6月ではなく5月のようです。

なぜ、それならジューン・ブライドという言葉が普及したのでしょう。発祥は欧州です。欧州の6月はとてもよい季節です。日も長くなり暑すぎず寒すぎず、とてもすがすがしい初夏の気候が続きます。欧州の披露宴では芝生の上でパーティをやるのが人気です。女性はドレスと帽子をかぶり、皆で芝生の上でワインを飲みダンスするような華やかで楽しい祝宴をやります。

6月はそれがもっとも最高な季節なのです。それで欧州では6月に結婚した花嫁は幸せになると言い、ジューン・ブライドという言葉が出来たようです。

日本では、6月は梅雨で閑散期だったので、閑散期を埋めるために業界関係者が営業面からジューン・ブライドという言葉を広めたのが真相のようです。バレンタインデーにチョコレートを渡す習慣を作ったのと同じような日本オリジナルのマーケティングですね。

ですから、6月だからといってウェディング業界、ブライダル業界の株の動きにはカンケイありません。

ウェディングにかける費用は増加傾向

結婚関連銘柄, 投資 (写真=Thinkstock/GettyImages)

ウエディング業界全体は2800億円程度の市場です。

少子化、結婚適齢期人口の減少を背景に、挙式・披露宴件数は緩やかな減少傾向にあります。ただ、挙式・披露宴にかける費用は年々増加傾向にあり、上場しているハウスウェディング各社にとってはそれほど厳しい状況でもないようです。

また、上位5社のシェアが15%程度と寡占していない業界でもあり、シェアの拡大余地があることも業界の特徴の一つです。そのため、ハウスウェディングを行っている会社はたくさん上場しています。

ウェディングで思いつく関連銘柄は?

ウェディング関連銘柄で一番に思い浮かぶのが、ハウスウェディングです。結婚紹介やウェディングドレスメーカー、宝飾品メーカーなども関連銘柄としてあげられます。

ハウスウェディングのシェアトップは、テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> です。500億円程度も売り上げがあります。ワタベウェディング <4696>、ベストブライダルのツカダ・グローバルホールディングス <2418>、アニヴェルセルのAOKI <8214>、エスクリ <2196>、アイ・ケイ・ケイ <2198> 、ノバレーゼ <2128> 、ブラス <2424> などがそれに続きます。

結婚紹介では、ツヴァイ <2417>。ウェディングドレスでは、クラウディア<3607>などが代表銘柄です。シーマ<7638>もブライダルダイヤ主力の宝石小売りでブライダル関連銘柄です。

それではウェディング関連、ブライダル関連はどういうときに動くのでしょう?

皇室の結婚や芸能人の結婚で関連銘柄に注目が集まる

ジューン・ブライドは株価にはカンケイありませんが、日本の皇室のご成婚、海外のロイヤルファミリーの結婚、芸能人やセレブのハデ婚などが話題になるとウェディング関連銘柄が物色されることがよくあります。

皇室と同じ年に結婚したいというようなことで、結婚ブーム、ハデ婚ブームになることが多いのです。まるで連想ゲームですね。

株式投資を身近な連想ゲームとして楽しむのもアリです。それで結果がでることもよくあるのが相場の面白いところなのです。

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