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石原さとみ、北川景子も◯◯眉!景気と眉のあなどれない関係

好景気は太眉トレンド、景気悪化で細眉トレンド。さて、今年は?

景気がよくなると女性の眉が太く華やかに、逆に不景気だと細くシンプルになる。そんな現象があるのをご存じでしたか。過去における、女優の眉と景気の関係を振り返ってみると、その相関関係はかなり高そうです。

バブル全盛期、女優の眉は太かった

1985年のプラザ合意で急激な円高が訪れ、金利低め誘導のもと、内需振興策がとられました。80年台後半、日本は前代未聞のバブル景気を迎えます。不動産に株価をはじめ資産は急騰。1989年の日経平均はなんと4万円手前まで上がりました。

ベンツ、BMWなどの高級外車、ルイ・ヴィトン、エルメス、その他高級ブランド製品やデザイナーズブランドのスーツが売れまくった時代です。大学には“アッシーくん”が外車で送迎、食事は夜景の見える高層レストラン。チャーター船でのクルージングパーティーを開くなど、今で考えればまるでセレブ気取りの出来事が日常茶飯事でした。

バブル全盛期に流行したのが「太眉メイク」です。当時の人気女優はこぞって「黒髪」「真っ赤なルージュ」「太眉」、パワフルかつ華やかなものでした。トレンディードラマの全盛期でもあり、W浅野と呼ばれた浅野ゆう子さんと浅野温子さんも、もちろん太眉メイクです。社会進出を果たし地位を向上させていった女性たちの象徴が、「太眉」だったということでしょう。

バブル崩壊、安室の細眉がトレンドに

1990年台、バブル崩壊が始まります。そして1990年代後半、安室奈美恵さんの登場とともに茶髪と薄細眉が流行します。黒髪は暗く重い印象を与えがちだったのかもしれません。眉毛は細くシンプルになり、一大旋風を巻き起こした「アムラー」ブームとともに、世の女性たちは一斉に細眉メイク、厚底ブーツとなりました。

また、日焼け肌に細眉のコギャルメイクがもてはやされ、コギャルメイクの女子高生らが若さを武器にしたように街中をかっ歩したものです。当時のトップアイドル「モーニング娘。」も細眉メイクでした。さらに、キリッとした細眉ブームは女性だけに留まらず、スッキリと眉毛をカットする男子が登場したのもこの頃です。

アベノミクス、ナチュラル太眉の復活!

バブル崩壊で失われた20年から日本経済が脱出し始めたのが2012年末から。第2次安倍内閣によるアベノミクスです。アベノミクスは、日銀の金融緩和とともに円安、インフレ政策を進めました。

企業業績は円安に支えられて大きく改善します。アベノミクスの景気回復とともに、眉もアーチからナチュラル志向へと向かいます。弓なりで細かった眉は、次第に自然な太さへと回帰しました。

ただし、あえて眉を強調するようなメイクではなく、自然な太眉というのがポイントです。新垣結衣さん、剛力彩芽さん、綾瀬はるかさん、能年玲奈さん、武井咲さんなど、ファッションリーダー的存在の女優たちは、皆ナチュラルな太眉メイクでした。

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2016年、トレンドはまた細眉へ。石原さとみに北川景子も

2015年、アベノミクスによる景気拡大で日本経済は転機を迎えます。円安トレンドは方向転換することになり、アベノミクス以来、日本株を買い続けていた外国人投資家が日本株を売り始めました。日本経済が頭打ちとなり株価も上値が重くなるなか、目を引いたのが石原さとみさんの「ナチュラルな細眉」です。

石原さんはもともと「太眉女優」の代表格でしたが、この1、2年ほどの間に彼女の眉は明らかに細くなっています。

さらに、北川景子さんもキリっとした細眉メイク。2015年のトレンドであったナチュラル太眉ブームは終わり、2016年はアーチ型細眉へとシフトチェンジしてきているのです。

こうしてみると、眉トレンドの変化と景気のつながりはあながち無関係とも言い切れないようです。今後、日本の景気がどうなっていくか、ファッションアイコンたちの「眉」に注目して予想してみて面白そうですね。

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