(写真=PIXTA)

地酒王国・新潟のお酒を楽しむリゾート列車でほろ酔い旅

列車に乗ることが、忘れられないイベントに

名所巡りや食べ歩き、体験イベントなど旅の楽しみ方はいろいろありますが、移動そのものを満喫できる列車旅があるのをご存じですか。

車窓に映る景色を楽しみつつ、郷土料理をつまみに地酒をクイッと一杯。さらにジャズの生演奏を聴いたりと、まさに愉悦のひと時なのです。酒どころ新潟が誇る「酒」をコンセプトにしたリゾート列車「越乃 Shu*Kura」の旅を紹介しましょう。

日本海を眺めながら日本酒と生演奏を楽しむ

「越乃 Shu*Kura」(コシノシュクラ)は、新潟県の上越妙高駅と十日町駅を結ぶ、2時間30分の列車旅を楽しめるリゾート列車です。

車体には伝統色の「藍下黒」を使い、ホワイトとのツートーンカラーで凛とした新潟の風土をあらわしているそう。シックな佇まいにも旅情感があふれています。

車両は乗客スペースの1号車と3号車、車内まるごとイベントスペースになっている2号車からなる3両編成。1号車には、大きくとられた車窓を正面から楽しめる「展望ペアシート」」、テーブルを配した「らくらくボックスシート」、パーテーションで仕切られプライベート感ある横並びの「くつろぎペアシート」があり、まさに移動の旅を楽しむための列車といった風情があります。

イベント専用車両となっている2号車には、酒樽をかたどったスタンディングテーブルが設置され、地元ミュージシャンによるジャズやクラシックの生演奏を聴きながら美酒に酔いしれる時間を過ごせます。

バーカウンターではドリンク類やおつまみ、デザート、オリジナルグッズなどを販売しているほか、利き酒コーナーでは常時5種類の地酒が用意されているなど、まるで動くスタンディングバーのようなおしゃれな空間です。蔵元を招いてお酒にまつわる話を聞きながら試飲会が開催されるなど、イベントがたくさんあるのも楽しみのひとつになっています。

3号車は広々としたリクライニングシートで、ゆったり列車旅を楽しめる乗車スペース。自由にくつろげるソファ席も配置されています。

日本海やのどかな田園風景を眺めながら杯を傾ける、列車旅の醍醐味を存分に楽しみましょう。

日本酒に合う郷土の味覚を提供

列車, 日本酒 (写真=Thinkstock/GettyImages)

「越乃 Shu*Kura」は日本酒もさることながら、地元色豊かなおつまみやデザートメニューにも魅力があります。鮭トバとイクラ、トロハラスの酒粕味噌漬け焼きの「鮭三兄弟」や「炙りしめ鯖」は地酒のおともにぴったり。女性には、「雪国ドーナツ」や「雪室ジェラート」も人気があります。地元の酒蔵とコラボレーションした、社内限定販売の貴重な大吟醸酒もあるのでぜひチェックしてくださいね。

列車旅を満喫するなら1号車がおすすめ

「越乃 Shu*Kura」を利用するなら、なんといっても1号車がおすすめ。

この車両は「びゅう旅行商品専用車両」となっていて、ウェルカムドリンクや日本酒、「Shu*Kura」オリジナルの食事、記念グッズも付いているプランが販売されています。食事は「水と大地の贈り物」をテーマにした季節ごとのオリジナルメニューで、新潟の旬を彩った郷土料理を堪能できます。お酒と料理、絶景が揃えば、さらにテンションがあがること間違いなしです。

「越乃 Shu*Kura」の運行は基本、金・土・日となっていますが、週によっても運行状況が替わるため、事前にしっかり確認しておくようにしましょう。

目的地までの道中を楽しむ大人の旅を

日常生活でも旅行でも、移動時間はなるだけ短いほうがいいと考えがちですが、列車旅は移動そのものが脱日常の時間になるのです。日本酒が好きな女性も、これまではあまり興味がなかったという方も、「越乃 Shu*Kura」のほろ酔い旅で新しい発見があるかもしれません。

車窓に流れる景色を見つめながら、のんびり列車旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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