
(写真=Thinkstock/Getty Images)
あなたは共感できる?有名投資家のおもしろエピソード
究極のポジティブシンキングとは?
世の中には資産何千億という名だたる投資家がいます。 けれども彼らも子供の頃は貧しかった、過去に破産した、というように決して 順風満帆な人生ではなかった人も多いですよね。 では境遇に恵まれなかった彼らがなぜ資産を増やせたのでしょうか、 ちょっと見てみましょう。
コスト意識が高い
ウォーレン・バフェットの場合
アメリカの有名投資家ウォーレン・バフェット氏のエピソードです。 彼がアメックス社の株を大量に取得し大株主になった際に、 アメックスからブラックカードが送られてきたそうです。 しかし彼は年会費が高いという理由でそれを送り返し、 年会費1万円の通常のグリーン色のカードを使っているとのこと。
バフェットと言えば、大富豪となった今でもアメリカの田舎町に住み、質素な暮らしをしていることでも有名です。 彼から学ぶべきことは必要以上の贅沢はせずに、身の丈に合った生活をする ということなのでしょうか。
ビル・ゲイツの場合
アメックスカードのエピソードとしては、ビル・ゲイツ氏もグリーンカードを使っているそうです。ビル・ゲイツもバフェットと同様に倹約家ということでも知られていますが、 彼があえてグリーンカードを持つのにはまた別の理由があったのです。
それは、ラッキーカラーが緑だから。彼は色の縁起を担いでいて、青と緑が自身のラッキーカラーであるため、グリーンカードを使っている、とも言われています。(そう言えば、Windowsの初期設定の背景色は青ですね。)
いずれにしても、共通して言えることは「コスト意識が高い」ということです。 クレジットカードに求めることは、「手厚い保障」や「過剰なサービス」、 もしくは「それを持つこと自体のステータス」ではなく、「現金を持ち歩かなくても支払いができる」というシンプルなものであれば年会費の安いもので十分なのです。
究極のポジティブシンキング
ドナルド・ドランプの場合
アメリカの大統領選に出馬したことで何かと話題になっているドナルド・ドランプ氏。 彼は不動産王として有名ですが、過去には4回もの破産をしており 「世界一貧乏な男」と呼ばれたこともあるのです。 ある時、記者に「世界一貧乏な男」と呼ばれていることをどう思うか、 と質問された際に「私は貧乏ではない、ただ銀行にお金がないだけだ」と答えたそうです。
当時1,000億円の負債を抱えていたにもかかわらず、なんというポジティブシンキング。おそらく彼には「今はたまたまお金がないが、本来自分は莫大な資産を持つのにふさわしい」という思考がベースにあったのでしょう。 このポジティブな思考こそが彼が4回もの破産を乗り越えてきた原動力なのかもしれません。
大統領選での過激な発言ばかりがフィーチャーされていますが、 成功者としてのマインドは学ぶべきところがありますね。
いかがでしたか。バフェットやビル・ゲイツのようにコスト意識を高く持ち、質素な生活を送りつつ、トランプのように自分は大富豪であるという成功マインドを持つ、 そんな彼らの行動を真似してみれば、億万長者になれる日も近いかもしれませんね?