(写真=Thinkstock/Getty Images)

【連載】「アラサー女のリアル株式投資リポート」

#07 「あれ…?」株で損したときの意外な感情

「株デビュー」から1週間たった様子を実況します。

前回、単元未満株ではあるものの富士電機の株を1株買い、ようやく「株主デビュー」を果たした筆者。今回に関しては「ネット証券から株を注文し、株取引の練習をする」ということが目的だったため、「儲け」という観点で考えず、「実際に注文してみてその後の動向を見る」ことを優先しました。

あれから一週間。富士電機の株価はどうなったでしょうか……!

ポートフォリオをチェック

株を購入したSBI証券のサイトから、筆者のポートフォリオ(自分の保有する株などが見られるページ)を見てみました。

現在(6月23日13:56)の富士電機の株価は、1株あたり441円。筆者が購入した時は473円だったので、少し下がってしまったようです。

株, 初心者, ブログ (画像=筆者提供)

「株価は下がることもある」と事前に聞いていたこともあり、筆者としてはそれほど驚きはありませんでした。

「株価が下がっている→それってどういうこと?なぜだろう?」と、漠然とした疑問が先立ちました。また、「利益を出すためにはどのタイミングで買うのが適切なのか」という、今後の参考にもなると考えました。

あんなに株に対して不安がっていた最初の頃と比べると、なんだか冷静な自分に驚きます。「案ずるより生むが易し」を体感しているような感じです…。

ただ、最初に単元株(100株など、基本的な株式売買で最低限購入しなければいけない最小単位。数万〜数十万円ほどかかる)で購入を買っていきなり株価が下がっていたら、また違った印象だったのかもしれません。その点で、最初にまず数百円で購入できる単元未満株からはじめてよかったなと思いました。

なんで株価は下がったの?

ここで気になるのはなんで下がったの?ということ。

株式投資では、一般的に「1週間の動き」と「1日の動き」の両方のチャートを参考にすると聞いたので、まずは直近10日間のチャートを見ることにしました。

株, 初心者, ブログ (画像=筆者提供)

上のギザギザしているのが値動きを表わすグラフ(ざっくりとした言い方ですが…)で、下の棒グラフは「出来高」と呼び、株が取り引きされた数を表しているそうです。(グラフ系を見るのが得意でない筆者でも、その意味はなんとか理解できました)

筆者が株を購入したのが、6/16なのですが、15日に一度株価が上昇した後、17日にかけて少し下がっていることがわかります。ところがその後、20日以降は株価が上がり続けているようです。

19日の夜に「富士電機が中国の自販機保守サービスを現在の3倍にする」というニュースが報じられていたので、それを見て次の日に株を買った人が増え、株価が上がったのかな?と思いました。(あくまで憶測ですが)

次に、きょう(6月23日)1日の株価チャートを見てみました。取引開始の朝9時~9時30分頃に株価が上がり、9時頃には出来高も高くなっています。その後は落ち着き、14時過ぎに再び出来高が高くなっています。

株, 初心者, ブログ (画像=筆者提供)

1日のチャートを見て感じたことは「取引の時間帯によって、株価や出来高が上がることがある」という点です。「なぜ1日の間で株価が一定ではないのか」「出来高が高い時間帯があるのはなぜなのか」という点は理解が追いついていないので、勉強が必要だなと思いました。

株を買って1週間が経過し、感じたこと

FPの高橋さんにアドバイスを頂いたり(参考:#01,#02,#03)、自分なりに勉強はしたものの、わからないことも多いなかでひとまず株を買ってみた筆者。実際に買ってみると実感がわき、「株」というものをリアルに感じられるようになりました。

今後は単元株を購入していくわけですが、筆者の場合は「単元株を買う前に最初に単元未満株を買ってみてよかったな」、と感じています。まだまだ株式投資の入口の入口という感じの筆者ですが、1株でも買って保有することで「買った株の値動きを見る」「株価チャートや用語の意味を理解する」ことができました。

株を買うことで分かるようになったこと

株を買って、はじめて分かったことにこちらの表の読み方があります。

株, 初心者, ブログ (画像=筆者提供)

はじめ見たときは、「数字やグラフが並んでいるけれど、どういう意味なのかよくわからない…」という状態でしたので、株に関する本を手元に置き、画面を見ながら「買った株が、今どのような状況になっているのか?」を見てみることにしました。

上記の、左側の数字がたくさん並んでいる表を「板情報」と呼ぶそうです。表の真ん中の青字の部分を見てみます。真ん中の「気配値」の所に「441」とあります。そして、左の「売気配株数」という表の所に「57,000」という数字が書いてあります。

この数が、現在富士電機の株の「売り注文(保有する株を売却する注文)」の株数を表わしているそうです。つまりこの表からは、「富士電機の株を1株あたり441円で売却したい人の保有する株が計57,000株ある」ということになります。

その下の赤字の所を見てみると、気配値が440円の右に書かれている「買気配株数」は「62,000」となっています。つまりこの表からは、「富士電機の株を1株あたり440円で買いたい人の注文している株が計62,000株ある」ということになります。

イギリスのEU離脱報道で株価はさらに下がりました

ちなみにですが、この後、イギリスの住民投票でEU離脱が濃厚になり、株価は大幅に下がってしまい、富士電機の最新の株価(6月24日の終値)は402円まで下がりました。

今回のことで、「世の中の大きな出来事は、わかりやすく株価に影響するんだな」と直に感じました。世界で起きる出来事は経済につながっていて、ひいては株価に影響する…程度の理解ではありますが、どうやら今現在、株式相場があまりよい状況ではなさそうなことは何となくわかります。今後どうなるかわかりませんが、少し慎重に株価などの状況を見ていった方がよさそうな気がします。

単元未満株から単元株に行くのはおススメ

これから株式投資を始められる方で、筆者のように全く知識・経験がない状態でスタートする場合には、数百円で買える単元未満株を買って「基本的なことを理解する」「値動きなどを見てみる」などの経験を積んでから単元株を買うという方法もよいのではないかと思いました。もちろん、個人によって適したやり方がありますので、自分がやりやすい方法で始めてみるのがよいと思います。

単元未満株が単元株と大きく違うのは、注文をする時の方法が「成行」のみで、「指値」や「逆指値」という方法が選べないこと。このあたりは今後勉強していこうと思いますが、「成行」は、株の希望価格が設定できません。

「指値」や「逆指値」は、条件が合えば自分が希望した価格で株を売買することができるようです。株で利益を出すには、このあたりのことも知っておくことが必要だなと感じました。

また、株を買う時のタイミングの見極めなども大事なようなので、これらを勉強しつつ、単元株の購入に挑戦していこうと思います!(続く)

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