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チュート徳井が所長!企業の「おもしろ研究所」5選

実は意外と生活に役立ちます。

製薬会社や電機系の企業をはじめ、自社商品開発のために企業内に研究所を設置している企業は意外と多くあります。

研究所とは商品開発に向けて地道にコツコツと地味な研究を行っているのが一般的なイメージですが、最近は企業活動の一環として、研究成果をPRし、広報宣伝的な役割を担っている研究所も増えています。

そこで今回は上場企業内にあるユニークなアプローチをしている研究所を5つご紹介します。

ココアの意外な効能紹介!森永製菓「ココアレポート」

「ココアはやっぱりモリナガ♪」でおなじみの森永製菓はココアの効能など、以前からココアにフォーカスした研究を重ねており、その研究レポートを自社HPで公開しています。

ココアには「ピロリ菌殺菌採用」や「冷え性改善」「抗インフルエンザウイルス効果」「排便コントロール効果」などがあることがわかり、どれも従来のココアからは想像できない「へぇ!」というような眼から鱗な研究成果ばかり。

もちろん専門の研究者が実証データなどを基に研究分析した科学的な効果として発表されています。学会で発表するなど、その内容は製菓会社の商品開発を超えて、医療や介護への展開など、社会貢献にも寄与。

主力ブランドでもある「ココア」というコンテンツを大切に育ててきた森永ならではの視点で、ココアのさらなる魅力を引き出そうと、日々熱い研究が続いています。

ネット企業がAIに挑む!ドワンゴ「人工知能研究所」

角川ドワンゴ傘下のドワンゴが2014年から活動を始めたのが人工知能(AI)に関わる研究を行う「ドワンゴ人工知能研究所」です。

注目が高まっている人工知能を産学官などさまざまな機関と連携して研究し、AIの早期実現化を目指しています。機械学習の組み合わせとして脳全体の計算機能を再現する「全脳アーキテクチャ」という研究アプローチを軸とした壮大な研究構想に、ネットコンテンツ企業のドワンゴらしいユニークな気風で取り組んでいます。研究成果はニコニコ動画でも発信されています。

美白にこだわる。資生堂「シミ予防研究所」

企業イメージ, 研究所 (写真=Thinkstock/GettyImages)

資生堂の最先端のサイエンスが集結したシミ予防のための研究所。

日々進化する高度なテクノロジーや美白有効成分の解説、商品開発秘話など、化粧品のトップメーカーとしてシミ予防や美白研究の最新情報を公開しています。「研究所」とされるだけあって内容も科学的な視点が多く、美容における科学の重要性やトップメーカーとしての美白への強いこだわりが示されています。

女子を科学する「フリューGIRLS総合研究所」

「プリクラ」で一世風靡し、今でも女子中高生に人気が高い「プリントシール機」。そのプリ機市場で現在シェアNo.1の企業、フリュー株式会社が立ち上げた研究所です。

「すべてのGIRLSをHAPPYに」がコンセプトで、右脳と左脳の視点からさまざまな女子調査を行い、新たなトレンド提案につなげています。トレンドの調査・分析からフリーマガジンの発行、科学的アプローチによるガールズ研究や、外部機関と共同研究するなど多彩な活動を行っています。

チュートリアル徳井が所長!オカモト「LOVERS研究所」

コンドームの最大手オカモト株式会社に設立された「LOVERS研究所」はスバリ、コンドームの着用率向上を研究する社内機関です。

「研究所」といっても、科学的な研究機関というよりは所長にお笑い芸人のチュートリアルの徳井義実さんを据え、プロモーション寄りのプロジェクトになっています。性感染症や望まぬ妊娠を予防するべく、調査結果や商品提案、イベントなど啓蒙活動を中心に展開されています。

「おもしろ研究」が企業のイメージを向上させる

商品開発における研究機関は社内向けのため、本来は一般消費者には馴染みにくい部門ですが、こうして広報的な位置づけで研究所を設置し、内容をオープンにしている企業だと親しみが沸き、企業イメージ向上も期待できます。

企業を見極める際にはこうした「おもしろ研究」を探してみるのも楽しいかもしれません。

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