(写真=Thinkstock/Getty Images)

のんびり株投資したい人におススメの銘柄とは?

ミーハーだけど、面倒くさがり。そんな女性におススメです。

株式投資と聞くと大きく損をしてしまうイメージが先行して、なんだかとても怖いものに感じてしまう人が多いと思います。確かに、中には大きな利益を得るために大きなリスクを取るハイリスク・ハイリターンの投資もあります。

その一方で、大きく利益を得ることを諦める代わりに、リスクを抑えながら少ないけれど安定的に利益を得ることを目指す株式投資の方法もあります。このコラムでは、日々の株価の動きに一喜一憂するのではなく、リスクを抑えて安定的に利益を得る方法を紹介します。

インカムゲインって何?

インカムゲインという言葉を聞いたことがありませんか。簡単に言うと、企業が株主に支払う「配当金」ことで、企業が1年間で稼いだ利益の一部を株主に還元したもののことです。

一般の銘柄よりも比較的高い配当を得られる株式銘柄を、高配当銘柄と呼びます。

配当を安定的に払ってくれる企業とは

配当を安定的に払ってくれる「高配当銘柄」と呼ばれる企業は、多少の浮き沈みがあっても安定的に稼ぐことができる企業が多いです。

例えば、鉄道会社などの交通系。東京や大阪などの大都市圏にある私鉄は通勤通学に欠かせません。大都市をつなぐ新幹線がなければビジネスや観光は成り立ちません。浮き沈みがすくない事業運営を行っている会社は、安定的に配当を株主に払ってくれる会社が多いです。

電話などを扱う通信サービス系、ガスなどのインフラ系会社も、安定的な事業を行っている会社と言えるでしょう。

毛色が違うものでは、小口の投資家から資金を集めて不動産投資する上場不動産投資信託(REIT)とよばれる各投資法人が挙げられます。これらのREITは複数のオフィス、住居や商業施設などで不動産賃貸をして安定的なインカムゲインを生み出しています。

配当を受け取るには

配当を受け取るには、配当を受け取る株主を特定する権利日とよばれる日に、株式を保有していなければなりません。例えば、3月決算の上場企業であれば、期末配当の権利日は3月31日の4営業日前です。

高配当銘柄, とは (写真=Thinkstock/GettyImages)

また、中間配当を行う会社であれば、9月30日の4営業日前も権利日です。 なお、権利日の翌日は「権利落ち日」と呼ばれます。配当を受け取る権利日の直後のため、一般的に株価が下落することが多いと言われています。

投資する際の目安となる指標

安定的に配当する企業の株式を買うとき、企業のどんなところに着目したらよいでしょうか。筆者が思う目安は2つです。

①不景気の時の配当実績

2008年後半にアメリカ発のサブプライムローンが起こりました。2009年からしばらくの間は投資家にとって厳しい期間でした。この不景気の期間にも配当を払い続けた企業または投資法人は、不景気でも利益を生み出し配当できるビジネスモデルを持っているといえます。

②配当利回り

もう一つの目安は、配当利回りです。配当利回りは、支払われる配当を株価で割って求めます。

たとえば、株価が3000円の株式で年間の配当が90円であれば、配当利回りは3%(90÷3000=0.03)と計算されます。年間配当の金額が変わらず株価が下がれば、配当利回りは上昇します。

高配当銘柄を買うタイミングは?

投資のタイミングは、株式投資を長年やっている投資家も悩むところです。

ただ、あえてポイントを挙げるとすると、日経平均などの主要な株式指標が大きく下落した時に、特別の理由もなく高配当銘柄の株式も大きく下落したら、投資のチャンスと言えます。なぜならば、配当利回りが高くなるからです。

また、権利落ち日(前編参照)から数日間も、配当利回りが高くなる傾向にあります。投資のタイミングは分散することです。一度にすべての資金を投資することは避けるべきでしょう。

どのくらいの期間保有すればいいの?

高配当銘柄は、少なくとも5年くらいの期間での保有を考えたいところです。配当利回り4%の株式を5年間もち続ければ、投資金額の20%を得ることができます。長期に渡って持ち続けるので、数年は使う予定のないお金で投資をしましょう。

高配当銘柄への投資はのんびりと

株価が変動する度に一喜一憂するのではなく、長い期間保有して、気が付いたら随分儲けていたという投資のスタイルが高配当銘柄への投資です。焦らずに、のんびり行きましょう。

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