(写真=Thinkstock/Getty Images)

損切りできる女、損切りできない男

投資も恋愛も根は同じ?男性の投資スタイルを分析します。

男の恋愛は「別名保存」、女の恋愛は「上書き保存」。

そんな話を誰かから聞いたことがあります。それとリンクして思い浮かぶのが、実は「投資」。筆者の周りだけかもしれませんが、男性のほうがなぜかスッパリと損切りできない傾向にあるように感じることが多いのです。ではなぜ、男性はすっきり損切りできないのか、考えてみました。

ジャマにならなきゃ取っておく?

男性で、カバンの中もデスクの中もびっくりするくらいに美しく整理されている人っていますよね。そんな方のPCは大抵、別名保存したデータを関連事項も含めて、フォルダーごとにきちんと整理されています。

この、別名保存するというイメージが、株式投資では「含み損」も「含み益」も確定せずにそのまま置いておく感じと似ているような気がします。

特に資金にゆとりがある人の場合、巨額の含み損もそのままに、ずっと保有しながら他の銘柄を売買していたりするようです。基本的に勝てることが多い人ですから、すっぱり損切りしてもよさそうなのに、する気がないのかそのままなのです。

保存しておいたら、いつかは喜ばせてくれるとでも考えているのでしょうか? そのような投資をする人は男女ともにいますが、やや男性に多いように思います。いかがでしょう?

高いプライドが間違いを認めない?

自分の考えが間違っていたことを認めたくない。明らかに負けた証拠を残したくない。そんな気持ちが損切りを妨げるということもあるかもしれません。辛抱して待っていれば、含み損を挽回できると信じ、含み損が膨らむばかりの銘柄をこっそりと保存しておくという傾向も、男性に多い気がします。

実際に、投資では長期間辛抱していればトントン以上にできるチャンスも少なくありません。だからこそ、余計に損切りする明確な理由を見つけられないのかもしれませんね。

投資, 男女差, 損切り, 恋愛観 (写真=Thinkstock/GettyImages)

様子見で分析したい?

女性の恋愛が上書き保存だと言われるのは、何となく納得できるような、完全には納得できないような……。まだ若いうちは完全に上書きできるかもしれません。けれど、年齢とともに完全上書きは難しくなってきているようにと感じませんか?

男性の別名保存の場合、しばらくは対象を残しておくということです。未練がましさも感じますが、よくいえば「分析できる」わけですね。分析して学び、賢くなっていきたいという気持ちのあらわれでしょうか? この女々しくも思える粘着性が、実は“男らしさ”なのかもしれません。

投資に本性があらわれる

投資をしていると、その人の本性が見えてきます。ある特定のシーンになると、そのようなシーンで喜んで動く投資仲間が頭に浮かぶことも。「彼ならここで絶対買うはず!」と想像ができ、そして当たっていたりします。

これは自分にもいえること。同じように仲間から性格を見透かされていることでしょう。もちろん、投資を通して自分自身についての新たな発見をすることも多いのです。そのようなとき、投資はやっぱり楽しいと著者は実感しています。

この記事をシェアする

個性的な連載で「投資」を身近に