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忙しい人こそ準備しよう! マイナス金利時代の資産形成術

投資は若い時に始めるほど有利。いろんな資産形成術を学ぼう!

投資をはじめたいと考える女性が増えています。理由は「年金制度に対する不安」、「給与が思うように増えない」、「アベノミクスで儲かると聞いて」、「国策としてインフレが起きるなら資産も殖やさないと」など、さまざまです。

かつて高度経済成長期やバブルを経験した世代は、比較的そういった不安はあまりありませんでしたが、30代前後の人から見るとだいぶ楽観的に見られそうです。

そして、人口オーナス(人口構成の変化が経済にとってマイナスに作用する状態)で苦境に立たされ、借金漬けで大胆な金融政策の実行は難しく、これからの日本では、いずれの状況も回復の見込みは厳しいといってよいでしょう。

投資は、若いうちに始めたほうがずっと有利

こういった状況の中で、副業を持つのも一つの方法ではありますが(参考:#05 会社員って、副業しちゃダメですか?)、おすすめなのは「既にある資産に資産を生み出してもらう方法」です。投資は若いうちにはじめると時間を味方につけられる種類のものであることも確かです。理由は大きく2つあります。

理由①複利効果がある

早く蓄財できれば出来る程利息に利息を生ませることができる。これを「複利効果」とも言います。

理由②リスクを低減できる

余裕資金でリスクを取り株式などを買い付けても、中長期投資でリスクを低減できる。万が一買った資産が値下がりするようなことがあっても株価の回復を待てるのは若いうちの特権

見切り発車やなんとなくリスクを取って失敗しては元も子もありませんから、はじめの一歩を踏み出すのは慎重であるべきです。

ただ、スタートは早い方が有利であることから、手を付けやすいところから付けていくのがおすすめです。以下に、いくつか検討や手続きの手間が少ないものを紹介します。

デパート好きなら「百貨店友の会」は必須

贔屓のデパートがある方は”友の会”を利用しない手はありません。

月々の積立金額を、たとえば1万円ずつ12ヶ月と設定し積み立てると、13ヶ月分=13万円の商品券になって手元に帰ってきます。商品券が使い切れることが前提ですが、リスクなくこれだけのリターンが見込める投資は珍しいのではないでしょうか。

大手百貨店はもちろん、地域の百貨店によってはこの制度を実施しているところもあります。百貨店ごとに観劇や展覧会のチケットがつくなど、さらに特典を充実させているところもあり、魅力ある内容となっています。

サラリーマンの味方「財形貯蓄」

財形、デパート、持ち株会 (写真=Thinkstock/Getty Images)

給与から一定額が差し引かれ、普段は存在を意識せずに貯められる財形貯蓄。企業によって導入しているかどうか確認が必要ですが、金利も通常の利率より多少は有利であることが多く、税制上のメリットもありサラリーマンの味方です。財形貯蓄の性格ごとに、3種類に分けられます。

【財形住宅貯蓄】

マイホーム購入のための資金。積み立て期間の想定は5年以上。

【財形年金貯蓄】

老後資金のための貯蓄。60歳以降、年金として受け取ることを想定。

【一般財形貯蓄】

使途を問わない貯蓄ができる。積み立て期間の想定は3年以上。

このうち、住宅・年金の財形については元利を合わせて550万円まで非課税です。普通預金(利息の20%に対して課税)よりもうまみがありますが、目的外の払い出しの場合は課税されます。

自社株を積み立てる「持株会」

上記の財形貯蓄同様、制度の有無は勤務先によりますが、自社株を買って積立てるのも資産形成には有効です。会社側が一部金額を付加して買い付けてくれることが多いので、そういった意味でもお得です。日々の仕事への取組みがストレートに好業績、株価高騰につながっていくと考えれば励みになりますね。

「自社株で家を建てられた」というような大儲けの話が存在する一方で、株式の売却時期によっては、株価が値下がりしてしまい損になることに注意が必要です。

生活の中にチャンスがある「日本株」

口座開設と入金、注文を出すというプロセスがあるため、ひと手間かかってしまうのですが、仕事を持っている人は、日常生活の中で殊のほか投資のチャンスに触れる機会が多いため、実際に投資するところまで及ばなくとも、まずは思考をめぐらせるところからはじめてはいかがでしょうか。

取引先の雰囲気や同僚の服装の変化、自分がいつも同じ飲料メーカーのドリンクを飲むようになっていたとか、そういった気づきはすべて投資のチャンスになり得ます。(参考:投資家だって夢を見たい!ミドリムシの会社人気のワケ「フルグラパワー」で株価UP! カルビーの魅力

この他にも、資産形成にはさまざまな手段があります。(参考:軽くて履きやすい靴をゲット。筆者が利用した◯◯投資とは?年収別「資産形成で最初に買うべき物件」とは

場面ごとにふさわしい投資を行い、豊かな人生を送る一助としていけるとよいでしょう。

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