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あなたの性格で選ぶ金融商品が分かります

性格と金融商品の意外な関係

ファイナンシャルプランナーになって10年、今まで多くの女性のマネー相談を行ってきました。その中で気がついたこと、それは、「性格によって好む金融商品の傾向がある」ということです。私の相談経験の中で気づいた傾向なので、一般的に当てはまるかどうかはわかりませんが、何に投資したらよいのかわからない…という人は、商品を選ぶ際の参考にしてみませんか。

好奇心旺盛な女性は株式投資上手!?

お客様の中で株式投資でコンスタントに利益をだしている女性達がいるのですが、彼女たちの共通点は、「好奇心旺盛」なところ。

定期的に女性誌や情報誌をチェックし、話題のカフェやショップに行ってみたり、アミューズメントパークに行ってみたり。時代のトレンドは常にキャッチしているようです。

話題のお店に頻繁に行ってみることで、店内がお客様で混雑しているか、商品が売れているか、新商品のラインナップはどうか、などを定期的にチェックすることができ、お店が活気づいているかどうか肌感覚でつかむことができます。常に情報のアンテナを張りめぐらしていると、優良銘柄に出会うチャンスが広がりますね。

例えば、デパ地下話題のスイーツに足を運んでみると、女子の大行列ができていて気になった、そこで調べてみると、上場企業で株価が絶好調!ということがよくあるそう。また、車内の吊り広告を見ていたら、ある雑誌の特集の見出しに躍っているキーワードを発見、ブームの予感を感じこれまた調べてみたら勢いのある企業だった! という話も。

彼女たちは特に決算書の数字が読めたり、株価指標がわかったりするわけではないのですが、好奇心の旺盛さで、いろんなところに情報のアンテナを張っているので、感度が高い情報をキャッチする能力に優れていると感じます。

感覚的なものに数字の根拠が確認できれば、さらに成功する可能性は大きくなるでしょう。  

堅実、真面目派が好むインデックス型投信

金融商品 (写真=Thinkstock/Getty Images)

今や投資の王道といえば、投資信託。投資初心者の人が最初に選ぶ商品も投資信託というケースが多いようです。

中でも、マネー関連の本を何冊も読んだり、多くのマネーセミナーに参加したりして、堅実で真面目な人は、低コストのインデックス型の投資信託を好む傾向にあります。  

インデックス型投資信託とは、日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動して運用される投資信託のこと。人気の秘密は、株価指数に連動して運用されるので値動きがわかりやすいこと、ニュースや新聞などで情報を入手しやすいことが挙げられます。加えて株価指数に連動して運用されるようコンピュータで自動運用されているので人件費がかからないのでコストも安いというわけです。

マネー本やセミナーなどで勉強している人は、コストが投資の成果を左右するということを理解しているので、コストが安いかどうかは投資信託を選ぶ上で大きな決め手になっているようです。

余談ですが、投資信託のコストの中でも投資信託を保有し続けている間に継続的にかかる信託報酬には注目したいところです。

例えば、年間の信託報酬が2%の投信と0.5%の投信があったとします。年間の平均リターンが5%で100万円を30年間運用したとします。前者は30年後には242万7262円であるのに対し、後者は374万5318円になります。この約130万円の差を運用の成果で埋めるのは、プロでも難しいといえるでしょう。

会社員+ズボラな人向け? 不動産投資

意外に思われるかもしれませんが、面倒くさがりやの人が好むのが不動産投資(マンション投資)です。

不動産投資というと、他の金融商品とは違い金額が大きいので、最初は多くの人が敬遠する傾向にあります。ただし、優良物件を選ぶことができれば、家賃収入は毎月一定なので、入居者が決まってしまえば、収入は安定します。

購入後は管理会社にお任せすれば、ほとんど手間いらず。会社員でもできて副業規定も問題ありません。

そして、なにより会社員が不動産投資に有利なのは、「信用」を武器に銀行から融資してもらえること。通常、不動産投資をするときには、ローンを組んで物件を購入しますが、会社員は安定した収入(信用)があるので、銀行から融資が下りやすいのです。

株式投資やFXなどは、チャートを読み解いたり、経済ニュースをチェックしたりそれなりに高度なスキルが必要です。一方、不動産投資で成功するには特別なスキルは必要ありません。毎日眼を皿のようにしてニュースサイトをチェックしたり、情報を集めて分析したりする必要もありません。不動産投資はあくまでも家賃収入が収益のベース。入居者が住んでくれさえすれば、毎月家賃収入が振り込まれます。

つまり、なにもしなくても毎月一定の利益が生まれてくるのです。

ですから、会社員で面倒くさがりやな人は、一度このメリットをしっかり理解すると、資産形成のほとんどを不動産投資で行うようになります。

もちろん、投資前にしっかり将来も入居者が入ってくれる確かな物件を選ぶこと、その物件を買うタイミング、その物件がどれだけの期間存在するのかを見極めることは重要です。

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