(写真=PIXTA)

残業中も心が和む。大人の女性におすすめのマナーアイテム

マナーのプロに聞く。いま女性が身につけたいこと <後編>

マナーのプロ、福田敬子さん(ラ・シエネガ株式会社代表)にエレガンスマナー・ビジネスマナーについて伺うインタビューの後編。今回は「ステキなオトナの女性になりたい!」と思う人におすすめの普段使いのアイテムを紹介します。前編はこちら

おすすめは茶道でもおなじみの◯◯

おすすめのアイテムは「懐紙」です。懐紙?茶道でお茶菓子を受ける紙なんじゃないの?そんなイメージもあると思いますが、実はこれが「スグレモノ」なんです。

懐紙とは「かいし・ふところがみ」とも読みます。文字のとおり、「懐に入れて携帯する和紙」のことです。

懐紙の歴史

まずは、懐紙の歴史からお話します。懐紙は平安貴族のころから、そして着物を普段着として着ていたころ、着物の懐から「さっと」だして普段の生活のなかで使っていました。現在では、女性が使うものというイメージもあると思いますが、男性女性にかかわらず使っていたものだったのです。

普段の生活のなかで懐紙を使ってみよう

実にスグレモノ、普段の生活のなかで役立つシーンもたくさんあります。使ってみると、いつの間にか手放せないアイテムになっているかもしれませんよ。

懐紙の活躍シーン①和食の席で

茶道のつぎに思い浮かぶのが、和食の席かもしれませんね。頭の中で和食の席を思い浮かべてください。フレンチのコースなどと違って、ナプキンは用意されていません。

用意されているのは、おしぼりだけ。実は、このおしぼりは手を拭くためのものなのです。口元が汚れてしまったからといって、おしぼりで拭いてはいけません。ここで、懐紙の登場です。懐紙で口元の汚れを拭きとります。

さらに、残った魚の骨などを懐紙で隠すのもマナーの1つです。

懐紙の活躍シーン②お菓子の受け紙として

長期休暇あけのお昼休み、おみやげのお菓子を配るシーンはよくある光景ですよね。そのとき、ティッシュペーパーの上にお菓子をのせるのが一般的でしょう。ここで、ティッシュペーパーの代わりに懐紙を登場させます。

見た目も鮮やかで、「おっ!それ何?」と男性からも一言あるかもしれません。残業で残っているときに「おつかれさま」と懐紙にメッセージが書かれたお菓子を机に置かれたら、たまりませんね。

懐紙の活躍シーン③お年玉を包む

生活のなかでさりげなく使うことができます。例えば、お正月にお年玉が足りなく困ったことはありませんか?お年玉袋・ぽち袋を探しても見つからない、ティッシュペーパーに包むのもちょっと…。

そこに活躍するのが、懐紙です。さっと包み、さらに一言そえると立派なお年玉袋に早がわりです。

おしゃれな懐紙をさりげなく

マナー,アイテム,女性 (写真=PIXTA)

このように、懐紙は色々な場面で活躍します。白色のイメージがあるかもしれませんが、現在はおしゃれな懐紙がたくさん売られています。花や水玉、そしてクリスマス、節分など季節の模様。

手が汚れて困っている人にさっと差しだす、おしゃれな懐紙は、ステキ女子への第一歩です。値段も400円からと毎日使っても財布にも優しい価格。ぜひ、バッグにおひとついかがですか?(福田さん談、聞き手・PINOCO)

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