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投資ビギナーのための投資信託キーワード

投資信託に興味がある人に。始める前に少し学んでおきましょう。

投資信託に興味が湧いても、投資信託のパンフレットや書籍に見知らぬ専門用語がズラリと並んでいると、どうしても敬遠してしまいがち。 思わず尻込みしたくなる気持ちが出てくるかもしれませんが、誰でも最初は右も左もわからないものです。

「経済音痴な自分にはやっぱり無理。」なんて言わずに、最初の一歩を踏み出してみませんか? 今回は、投資信託を始めるにあたり知っておきたいキーワードをご紹介したいと思います。

株式が組み入れられているか、組み入れられていないか

投資信託は、株式を投資対象にするかどうかによって「株式投資信託」(株式を少しでも組み入れることができる)と「公社債投資信託」(株式を組み入れられない)に分けられます。

「株式投資信託」は株式の組入れ比率は様々なので、その比率によって、リスクとリターンの度合いが異なってきます。一方、「公社債投資信託」は国債などの公社債を投資対象とし、株式を一切組み入れることができません。

パッシブ運用とアクティブ運用

投資信託にはさまざまな運用スタイルがあり、主なものとして、パッシブ運用とアクティブ運用が挙げられます。それぞれの違いを確認しておきましょう。

初心者も親しみやすい「パッシブ運用」

まず、パッシブ運用は、日経平均株価や東証株価指数などをベンチマーク(運用の目標基準)として、ベンチマークに連動した値動きを目指す運用スタイルです。つまり、市場平均に連動した収益を目指すことになります。

日経平均株価などのベンチマークは、ニュースや新聞でも容易にチェックできますので、経済知識に乏しい初心者でも、親しみやすい運用スタイルといえます。一般的に、アクティブ運用と比較して収益面で安定型であり、各種手数料も安く抑えられます。

積極型の「アクティブ運用」

一方、アクティブ運用は、ベンチマークを上回る収益の確保を目指す運用のスタイルです。 そのため、積極的に株式や債券への投資比率を変更でき、銘柄の売買を行います。 期待通りにベンチマークを上回る実績を挙げられる場合もありますが、下回る実績しか挙げられない場合もあります。

一般的に、パッシブ運用と比較して収益面で積極型であり、各種手数料は高めに設定されています。

投資信託にかかるコスト

投資信託,ビギナー,キーワード (写真=Thinkstock/Getty Images)

さきほど、手数料の話をしましたが、具体的にどういうものがあるのか確認しておきましょう。投資信託に投資する場合に負担するコストとしては、主に3つあります。

コスト①購入時に負担する「販売手数料」

1つめは、販売手数料(購入時手数料)です。これは、投資信託の購入時に負担します。最近では、販売手数料がかからないノーロードの投資信託も多く販売されています。コストを抑える観点から、初心者はノーロードの投資信託から始めてみるのがおススメです。

コスト②保有している間差し引かれる「信託報酬」

2つめは、信託報酬(運用管理費用)です。これは、投資信託の保有時に負担します。投資信託を保有している間、日々信託財産から差し引かれます。コストを抑える観点から、初心者は信託報酬が1%未満の投資信託を選ぶとよいでしょう。

コスト③換金時に負担する「信託財産留保額」

3つめは、信託財産留保額です。これは、投資信託の換金時に負担します。中途換金の際に、換金代金の中から差し引かれます。

これらのコストは、運用実績がプラスの場合のみならず、マイナスの場合でも発生するものですので、できる限り低コストの商品を選択しましょう。同じ商品であっても、販売会社(証券会社など)によって、負担する金額が異なる場合がありますので注意が必要です。

キーワードを参考に、第一歩を踏み出そう

以上、投資信託を始めるにあたって、知っておきたいキーワードをご紹介しました。

一読しただけでは取っ付きにくい言葉が多かったかもしれませんが、あなたの大事な資産をふやすためには欠かせないキーワードばかりです。 こうしたキーワードを参考にしながら、投資信託への第一歩を踏み出してみませんか。

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