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お好みのスタイルでどうぞ。働く女性の感性を生かした株投資

数字の世界に見えて、実は株式投資は女性の感性も役立ちます。

株投資に興味があるけれど、今一歩踏み出せない女性が多いといわれています。その理由の多くは「仕事をしている間、株価などを頻繁にチェックできないから」。

確かに、株の取引ができる時間は前場(ぜんば)が午前9時から11時半まで、後場(ごば)が12時30分から15時までです。月曜日から金曜日まで毎日この時間帯、ずっと株価をチェックしていられるのは、専業トレーダーくらいではないでしょうか。

フルタイムで働いている方々の多くは、パソコンに貼り付いて株価ボードを頻繁に見ることは難しいのが現状です。それでは働きながら株投資をしている女性はどのように株取引をしているのでしょうか。働く女性でも出来る、株投資の一日を追ってみましょう。

朝、やっておきたいこと

株取引は9時スタート。その前にやっておきたいことがいくつかあります。朝は忙しいとは思いますが、余裕を作ってやっておきたいことばかり。先々必ず有利になるはずです。

1. ニューヨーク市場の終値をチェック

早朝はアメリカのニューヨークの取引をチェックします。Dow(ダウ)やCME(シカゴ先物)、ナスダックなどが全て高く終わっていれば、日本の前場は高く寄る銘柄が多くなるかもしれないです。 また、「寄り天」という、前場の高値で寄り付きいてからは下がっていくという状態になることも多いです。これは投資の手掛かりになります。株を所有している時には絶好の「売り場」を見つけられる可能性が高くなります。

2. 株価ボードを見る

前場は9時からですが、8時30分頃には気配値や買い気配枚数、売り気配枚数が動き始めています。これが、前日の終値と同じぐらいだと安心ですが、あまりに開きがある場合はチェックが必要です。朝のこの動きは「見せ板」であることもあり、女性の感性を働かせる瞬間でもあります。 9時までかなり時間のある時と、9時直前では気配値がかなり変わる時もありますが、ストップ安やストップ高を予期できることも。どんな動きをするか女性の感をフルに使いましょう。

午前中に時間があれば、8時半くらいから10時くらいまでの間に株価がどうなっているかなどを一度チェックしてください。株投資が好きな人には、この時間は最も値動きがあり、面白い時間です。この時間だけ取引をする人もいるほどです。

ランチタイムに株価をチェック

女性,投資,時間 (写真=Thinkstock/Getty Images)

前場は9時に始まり、11時半に引けます。そして、後場は12時半からです。ランチタイムが12時から13時の方ですと、30分くらいの間、動いている株価をリアルタイムで見ることができます。

この時にスマホやパソコンなどから株価をチェックしておきましょう。スマホなら、日経平均などを見られるアプリや、自分が取引している証券会社のアプリを入れておけば、たった数十秒でもニュースから株価、チャートまでさっとチェックできます。

夜はじっくり戦略タイム

働いている女性投資家にとっては、夜が株投資の大切な戦略を練る時間になります。株投資に不慣れな人にはこの時間が最も重要です。では夜のルーチンをお話しします。

1. 自分が取引できる銘柄を探し出す

自分が取引できる銘柄を探します。最初のうちは3銘柄も見つければ十分です。株投資に慣れると、この作業はごくたまに行うだけでよくなります。

2. 気になる銘柄のチャートを見てチェックする

働いている人の場合、1日に何回も取引はしないでしょうから、チャートは1時間足、日足、週足、月足など長い時間足をチェックしましょう。週足や月足は毎日見る必要はありません。この時、取引できる銘柄のチャートの分析をします。株価があまりにも高い位置にあれば、「買い」にくいものです。逆に、下がり続けている株も、お手ごろ感が出てくるので心が動きますが、更に下げるかもしれません。底は反発してからでないと確認できません。

証券用語に「落ちてくるナイフはつかむな」というのがあります。逆張り取引をする人の場合そうなりやすいですが、落ちてくるナイフと一緒に底までお供をするか、損切りをして傷だらけで痛い思いをするかという選択をしなければならない時もあるでしょう。

3. 戦略を立て注文を出しておく

どのくらいの株価になったら売買するかなどを考えたり、注文を出しておいたりします。損切り注文を入れていないものがあれば、入れておきます。

夜間取引も可能

株投資は夜もできます。これはジャパンネクストPTS(Proprietary Trading System)というシステムで、東京証券取引所を介して行う日中の取引とは違い、証券会社が作ったシステムで行う取引です。この特徴をまとめました。

  • 夜間取引が可能な証券会社は2016年現在、SBI証券のみ
  • 19:00から23:59まで取引可能
  • 東京証券取引所の上場銘柄である4000銘柄ほどを指値注文可能。成り行き注文不可
  • NISA、特定、普通の口座で全て取引可能
  • 現物取引のみ

夜間取引について知っておくと、少しでもはやく現金にしたい時には役に立ちます。ただし、SBI証券を使っていれば、という前提になります。   

自分に合った取引スタイルを見つけよう

働く女性でもできる「株式投資」、興味を持っていただけたでしょうか。もちろん、もっと効率の良い方法もあるでしょう。現在はスマホなどネット環境が良くなり、気軽に株価をチェック、僅かの時間でも株取引もしやすくなっています。

自分の好みの取引の仕方、資金の限度、生活スタイル、性格などから導きだした「自分に合った取引スタイル」をはやく見つけることが大切です。それさえ見つければ、収入ある女性投資家は「女性ならではの感性」を生かした投資効果を出せることでしょう。

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