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キャリア女性に役立つ社会保障3選

身近な疑問。所得控除って何に使われているの?

毎日が忙しいビジネスウーマンにとって、給料日は特別な日。給与明細を見る時はほんの少しドキドキするものです。でも、思ったより手取りが少ない、と感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

給与明細には、基本給や各種手当の他に、控除(天引き)として社会保険料などが記載されています。控除された金額を見て、「保険料に税金、一体こんなに何に使われているの?」と思ってしまうことも。実は、これらの控除(天引き)には働く女性を支える社会保障の側面があります。具体的にどのような恩恵が受けられるのか見ていきましょう。

医療費と休職対策に役立つ健康保険

病気やケガで仕事を休む必要が出てきた時、役に立つのが健康保険です。入院や手術費は思っているより高額で、すべて負担すれば大変な金額となることも。そんな時、健康保険の高額療養費制度を利用すれば、1カ月の自己負担額を約9万円まで抑えることができます。

つまり、仮に数十万かかるような大手術を受けたとしても、支払いは1カ月9万円。さらに、病気に伴って休職する場合には、休職の4日目以降から傷病手当金として給料の3分の2に相当する額が支給されます。避けられない病気やケガにありがたい制度ですね。

失業時や育児休業中に役立つ雇用保険

失業してしまった時、退職した時に利用するのが雇用保険。自分から退職するならまだしも、急なリストラ等では生活に困ってしまいますよね。雇用保険の失業給付では、会社都合で退職の場合はすぐに給付が行われる仕組みになっています。自己退職なら待機期間の後に給付がスタート。給料の約50~80%に相当する額が支給されます。なお、支給割合(50~80%)は勤続年数によって変わってきます。

また、女性であれば気になる育児休業給付も、雇用保険です。雇用保険の育児休業給付では、休業開始から180日目(6か月)までは給料の67%、181日目以降は50%が支給されます。

雇用保険は、ビジネスウーマンの生活を守る保険なのです。

リフレッシュに役立つ住民税

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会社と家の往復になりがちなビジネスウーマン。もっと余暇を充実させてみませんか。自治体の公共サービスならリーズナブルに、簡単に、余暇を楽しむことができるようになります。

例えば、図書館。現在は、公共図書館の利便性が向上しており、ネット上で蔵書検索や予約が行えますし、新刊や雑誌の取り扱いも充実しています。近隣自治体での提携も進んでいますので、ご自身のお気に入りの図書館を探してみるのもよいですね。

また、公共のスポーツ施設もおススメです。自治体の持つ体育館や競技場などではさまざまなスポーツ教室が開かれています。さらに月謝制だけでなく、1回数百円の回数券で利用できるジムなど、民間のスポーツクラブよりお得に気軽に始められることも。天引きされる住民税が意外なところで役に立っているのですね。

こうしてみると、毎月控除(天引き)される社会保険料には、働く女性に嬉しい社会保障としての機能があることがわかって頂けたと思います。お金の不安を和らげるためにも、社会保障へのアンテナを張りながら、安心して働き続けたいものです。

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