(写真=DAILY ANDS編集部)

新卒でマンション投資「自立した女性に」

23歳でマンションを購入した北野さんにインタビューしました。

「投資していますか?」 20~30代の女性にこのような質問をすると、「していない」という人が大半です。その理由は「株価をずっと気にしているのが大変そうだから」「パソコンにずっと張り付いている時間がないから」と、いかにもデイトレードをイメージした答えが多いです。

投資不動産会社で顧客のライフコンサルティングやセミナー講師を務める北野小百合さん(23歳)は、20代で投資用マンションを購入し、毎月5万円を資産運用に回す「投資女子」。ですが、上に挙げたような「株価を常に気にしている」という、辛そう・大変そう・思いつめた感じ、は一切ありません。北野さんがどのような感じで投資を行っているのか、インタビューしてみました。

新卒でローン審査に通過

北野さんが投資用マンションを購入したのは2015年のこと。

「もともと自分の資産を自分で形成できる女性でいたい、という気持ちがあり、いろいろ勉強していました。そこで安定して収益をもたらしてくれる不動産を所有するために、年収が確定した頃にローンの審査を受けたんです」

新卒の年収でローン審査が通るかどうかは「五分五分」でしたが、無事審査を通過。北野さんは頭金ゼロで都内にワンルームマンションを1部屋購入しました。

月々のローン返済額は家賃収入でほとんどまかなっています。「私の部屋に住んでいる入居者の方もまさか、私のような20代の女性がオーナーだとは思っていないでしょうね」と北野さんは話します。

現在はローン返済のため、月々1万円の出費がありますが、返済が終われば不労所得を得ることができるといいます。ローン返済中は、ローン返済のために加入した保険が、生命保険代わりにもなります。「複数戸持つことによって運用の幅が広がるので少なくとも20代のうちに三戸持ちたいと思っています」(北野さん)

月々5万円を資産運用に

新卒でマンション投資「自立した女性に」② (写真=DAILY ANDS編集部)

「今は女性が自立できる時代。自立している、魅力ある女性になりたいと思っています」

このように話す北野さんは現在、マンション投資以外の資産運用にも挑戦しています。月収の手取り額の中から月々5万円、無理のない範囲を資産運用にまわしています。内訳は下記の通り。

  • 1万円…投資用マンションの運用
  • 1万円…外貨建て年金保険
  • 1万円…投資信託やFX
  • 2万円…定期預金の積立

投資信託やFXに費やす1万円は「勉強用」。インタビュー時は豪ドルをFXで運用していたそうで、「なかなか勝てないけれど、面白いです」とリスクをむしろ楽しんでいるようでした。

スキマ時間に読書

投資をするにはたくさん勉強してたくさん情報収集しなくちゃいけなくて、大変そう…。投資にはこのようなイメージを持つ人も少なくありません。

北野さんの場合、投資に関する情報収集は毎朝、20~30分日経新聞を読むことから始まります。そして出勤前や勤務後、コンビニや書店に立ち寄っては気になる雑誌や書籍を購入し、持ち歩いてスキマ時間に読み込みます。「毎日23時までは自宅に帰らない」というルールを決め、退社後から23時までの間はファミレスなどに立ち寄って勉強をしているそうです。

インタビュー時、北野さんは「お金を増やす10のルール」という見出しが躍る『PRESIDENT WOMAN』をコンビニで購入したばかり。同時期に同じ雑誌を購入した編集部員と会話が盛り上がりました。

実際に投資信託を買ったり、FXを触ったりする日は特に決めているわけではなく、思い立ったときに実行しているそうです。

セミナーに多いのは20代後半〜30代

新卒でマンション投資「自立した女性に」③ (写真=DAILY ANDS編集部)

北野さんは投資や資産運用をとても楽しんでいるようです。「投資の魅力は何ですか?」と尋ねてみると、「自立心というか、自分で自分をちゃんとコントロールしている『自分の人生を自分で決めている感』が持てるようになったことですね」との返答がありました。

20代の北野さんの同級生には、「将来旦那に養ってもらうから!」と話して資産運用に興味を示さない人も多いそうです。

一方で、毎週勤務先で行っている女性向けのセミナーの来場者は20後半~30代の方が多いそうです。「自分で、自分の資産を作ろうと考えられる方が多くなってきているのではないでしょうか」(北野さん)

インフレとインフラの違いも分からなかった

北野さんは学生時代、文学部哲学科で進化論などを勉強していました。当時は「インフレとインフラの違いも分からなかった」と振り返ります。

就職活動で営業職を目指すうちに、資産形成の手助けになる投資用マンションに魅力を感じ、インヴァランスへの入社を決めました。

現在の会社へ入社が決まってから宅地建物取引士やファイナンシャル・プランナーの資格を取得し、現在は女性向けのマンション投資セミナーで講師として女性向けに資産形成の大切さや、マンション投資の特徴などを解説しています。

将来は幅広く資産形成を手助けする「ライフコンサルタント」の仕事を極めたい、とのこと。「他の商品の方がお客様に合うと思えば、それを提案したい。もっと広い視点から、目の前にいる人のために合う選択肢を提案できるよう追求したい」と目標を語ってくれました。

新卒とは思えないオーラに納得

正直なところ、はじめに北野さんをお見かけしたときは「同年代のアラサーかな」と思っておりました。「新卒です」とお聞きして思わず驚きの声を上げてしまい、大変失礼いたしました。

インタビューを終えてみると、そのギャップにも納得。北野さんの堂々としたオーラは、資産形成によって培われた「自分の将来に対する自信」から来ているのでしょう。

【This time's interviewee】

北野 小百合(きたの・さゆり)さん

株式会社インヴァランス(東京)勤務。宅地建物取引士、FP技能検定2級。1級取得へ向けて勉強中。毎週、女性向けのマンション投資セミナーにて講師を務める。

・お金をかけていること

朝・昼・夜のカフェ代。勉強・情報収集の時間を確保するために、出勤前・昼食時・帰宅前、カフェで過ごす時間をつくるようにしています。上記以外にも、その日一日の予定を確認したり、その日一日の反省をすることで日々の生産性が上がっている実感があるので、毎日行っています。

・お金をかけないようにしていること

食費。私は食べる量が多いので、外食を控え、健康のためにも、極力自炊するよう心がけています。

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