風俗店の待機室ではどんなことが繰り広げられているのか、気になりますよね。
私が初めて風俗で働き始めたときも、「待機室とかに暗黙のマナーがあったらどうしよう」と心配でした。
今回は元デリヘルとソープ嬢だった私が、風俗の待機室事情について詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
風俗の待機室とは
風俗店では、次のお客様が入ったときにすぐ対応できるように待機していなければいけません。そのために、お店側が「待機室」と呼ばれる部屋を女の子たちに用意してくれているのです。
店舗によって待機場所などは異なり、マンションやビルの一室ということもあれば事務所内で待機することもあります。
待機室の広さや綺麗さはお店によって異なりますが、なかには待機室とは思えないほどおしゃれな内装だったり広々としているところもありました。
女の子の中には、待機室の写真を見てお店を選ぶ子もいるほど、風俗店の待機室はとっても重要なのです!
風俗の待機室の種類
風俗の待機室には、集団待機と個室待機の2種類があります。
私はデリヘル時代には集団でしたが、ソープ時代では完全個室で待機していました。
どちらも体験している私だからこそ分かる、それぞれの違いやメリット・デメリットについて以下にて説明していきますね!
集団待機の特徴
風俗店の集団待機とは、待機中に広い一室で他の女の子と一緒に待機する方式のことをいいます。
待機する場所は店舗内や事務所、マンションの一室などで、ホテヘルやデリヘルなどの派遣型風俗店では一般的な待機方法です。
派遣型風俗では、女の子をお客様が指定する場所まで送る必要があります。そのため1箇所に固まってくれていたほうがお店的にも楽なので、集団待機が多くなりがちです。
集団待機のメリット
- テレビやソファーなどの家具設備が充実していて便利
- スタッフが近くにいるので相談しやすい
- 風俗友達ができる
- 他の女の子と情報交換ができる
- けっこう楽しく待機できる
集団待機のメリットは、スタッフとの距離が近かったり他の女の子と仲良くなり情報交換ができること。
1人が寂しいと感じる子や楽しい待機時間を過ごしたい子、風俗関係の友達がほしいなどと思っている人に向いている待機方法です。
集団待機のデメリット
- 他の女の子とトラブルになりやすい
- 売れっ子とそうでない子の差がわかりやすくて自信を失くすこともある
- 1人でやりたいことがやりづらい(写メ日記更新や宿題、ゲームなど)
- 身バレのリスクがある
集団待機のデメリットは、他の女の子とトラブルになりやすかったり、1人でやりたいことがやりづらい点です。他の子と顔を合わせるので、身バレのリスクもゼロではありません。
売れっ子は待機室に帰ってきてもすぐに呼ばれたり、長時間戻ってこなかったりします。そんな姿を見ると、自分と比べてしまい自信が無くなることもあるのです。
私の場合、デリヘルは2件掛け持ちをしていて1件は友達と2人、もう1件は知らない女の子たちと5人ほどと同室でした。
友達との同室はかなり気楽でしたが、知らない女の子たちとは人見知りな私にとって苦痛の時間……。ですがそこで友達ができてからは、待機時間が楽しくなりました!
人見知りや他の子とあまり交流を持ちたくない子にとっては、集団待機が苦痛の時間になりそうです。
個室待機の特徴
風俗店の個室待機とは、女の子が1つの部屋に1人で待機できる方式です。
個室の仕組みは店舗によって違って、1つのフロアをカーテンなどで仕切って個室スペースにしているところもあれば、完全に壁・ドアで仕切られた個室を用意しているお店もあります。
個室待機はソープランドや箱ヘルなどの店舗型風俗に多く、プレイルームが待機場所になることが多いです。
個室待機のメリット
- プライベートを守れる
- 人間関係のトラブルがない
- 他の女の子と接点をなくせる
個室待機はとにかく、自分のプライベートを守れます。
待機中に音楽を聞いたり勉強することも、他に気を使うことなくできて、仮眠をとることも可能!他の女の子と接点がほとんどないので、トラブルになる可能性もかなり低いです。
他に気を使いたくない子や、マイペースに過ごしたい場合は個室待機が向いています!
個室待機のデメリット
- 寂しい
- 部屋が狭い
- 待機時間が長ければ退屈・気が滅入る
- 物音やにおいが気になる
お店によっては個室が狭いところもあります。ギリギリ座れるスペースしかない待機所もあるので、待機時間が苦痛に感じることも。
またずっと1人で過ごすため退屈ですし、気が滅入ってしまう子もいます。
ちなみにカーテンなどが仕切りになっている個室だと、物音やにおいが気になるというデメリットも。
私が働いていたソープでは、プレイルームが待機場所でした。完全に壁とドアで仕切られていたので、物音やにおいが気になることは一切なく、部屋も6帖くらいの大きい部屋だったので待機中は快適でした。
プレイルームが待機部屋になる場合は、比較的快適に過ごせるでしょう。
風俗の待機室に用意されているもの
風俗の待機室に用意されているものを、集団・個室待機別でご紹介します。
集団待機のアメニティ
- Wi-Fi
- テレビ
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- ブランケット
- ドリンク
- お菓子
- ドライヤー
- コテ
- お仕事グッズ(ローションやイソジン、コンドームなど)
- コスプレの衣装
- ウォーターサーバー
集団待機のお部屋では、女の子が快適に働けるよう共同で使えるものが充実しています。店舗によってはマッサージチェアや洗濯機、充電器なども用意されていることも。
私が働いていたデリヘル2店舗では、上記リストすべてが完備されていました。
お仕事グッズのローションやイソジンは小さいボトルに入れてお仕事中常に持ち歩くのですが、なくなり次第自分で補充するようなルールでしたよ。
ドライヤーやコテは常備してありましたが、自分のものを持ってきている女の子も多く、お店に設置されているものを使う子はあまりいない印象です。
冷蔵庫を使うときは、源氏名を書いて他の子が間違えて食べたり飲んだりしないように、対策がされていました。
個室待機のアメニティ
- Wi-Fi
- テレビ
- 冷蔵庫
- ブランケット
- ドリンク
個室待機の場合、集団に比べて待機室に用意されているものは少ないです。
基本的に個室待機室のある風俗店では、別の部屋に備品やコスプレ衣装が置いてあるので、部屋には必要最低限のものしか設置されていません。
しかし、なかには集団待機のお部屋のようにドライヤーやコテが置いてあるところもあります!
私が働いていたソープでは物置部屋に自分用の衣装ケースが置いてあり、都度プレイルームに持って行っていました。
衣装ケースの中にはゴム、ローション、名刺などの備品をはじめ、自分で持ってきている充電器やコテ、おやつなどを常備していましたよ。
風俗の待機室での過ごし方
風俗の待機室で、女の子がどのように過ごしているのか気になりますよね。
実体験も交えて、お話していきます!
写メ日記の更新・営業
写メ日記は自分を宣伝するための大切なツール。お店によっては、写メ日記の更新を必須だとしているところもあるくらい、重要なお仕事なのです。
そんな写メ日記は待機中に更新すると効率が良く、私も待機の時間があればそうしていました!
また、お客様との連絡先交換が良しとされているお店の場合は、営業メッセージを送るなどの時間にするのも良いですよ。
他の子たちとおしゃべり
集団待機では、同じ部屋の子と雑談している子は結構多いです。近くに座ってる子と会話が始まったりすることも、珍しくはありません。
私が働いていたデリヘルの待機室も、会話にスタッフが入ってくることもあったりして結構にぎやかでしたよ!
しかし中には「話しかけないでオーラ」を出している子もいるので、その場合はそっとしておくのがいいです。
寝る
待機室が個室の場合は、眠りやすいです。本当は仕事中なので良くないことですが、コールが鳴るまで寝ているという子もいます。
私も閑散期になると1時間待機になることもあったので、寝不足な日はとくにお客様を待っていたらいつの間にか寝てしまってたこともありました。
好きなことをして過ごす
- マンガや雑誌を読む
- 映画を見る
- スマホをいじる
- タバコを吸う
待機室では自分の好きなことをして過ごす子がほとんどです。なかでも、スマホをいじっている子が大半。動画を見たり音楽を聴いたり、ゲームをしたり……。
イヤホンをしていれば、周囲に迷惑がかかることもありません。
しかしあまりにも音を大きくしすぎると、スタッフからの声かけに気付かないことがあるので要注意!
待機室では基本的に、迷惑にならなければ自分の好きなことをして過ごしても問題ありません。
勉強する
風俗で働いている女の子の中には、大学や専門学校に行きながら働いている子もいます。待機中に勉強をして時間を使うのは、とても良い時間の使い方です。
たくさんの資料を広げたりして大幅に場所を取るのは迷惑になりますが、こじんまりとする分には全く問題ありません。
風俗の待機室事情まとめ
風俗の待機室には、集団待機と個室待機があります。
1人で過ごすのは寂しいという人は集団待機、周囲に気を使いたくなかったり人とあまり関わりたくない人は個室待機の店舗が向いているでしょう!
働くお店を絞る際には、待機室の環境も参考にするといいですよ!