ソープの体験入店とは?流れや注意点について元ソープ嬢が解説

元ソープ嬢のみゆきです。

今回はソープランドの「体験入店」についてのお話。

ソープランドの面接で合格したら、まずは体験入店があります。とくに初めて本格的な風俗で働く場合は、そもそも体験入店でなにをするのか、給料が出るのかなど不安に思うことがたくさんあります。

そこで今回は、元ソープ嬢のわたしが体入について分かりやすく解説していきます!

目次

ソープの体験入店とは?

ソープの体験入店とは、採用になったあとにお試しで1日働くことを言います。

ソープは店舗によってコンセプトやランクが異なり、仕事内容も大きく違います。とくに大衆店と高級店では求められる接客レベルに大きな差がありますから、本当にお仕事ができるのか店側・嬢側がお互いに確かめるような機会になっています。

(一般的な高級店のほうが求められるレベルが高くハードで、大衆店の方が初心者でも働きやすい傾向にあります)

体験入店をせずにいきなり働くと「思ったより仕事がキツかった」「このお店は自分と合わない」のようなギャップを感じてしまうことも。

お店の雰囲気やお仕事内容を把握できる体験入店は、ソープで働く前の必須項目なのです。

ソープに体験入店するメリット

ソープに体験入店すると、下記のようなメリットがあります。

  • お給料が出る
  • お店の雰囲気や人間関係が分かる
  • 合わなければすぐに辞められる
  • 「1人だけ」の条件で接客してみるのもOK
  • 自分のことを宣伝してくれる

お店の雰囲気や人間関係を見たり、そのお店に来るお客さんを実際に接客したりすることで、とにかくお店のことを知れるのがメリットです。

体験入店中なら、自分に合わないと感じれば即座に辞めても問題ありません。ちなみに体験入店の話をするときに、「まずは1人接客してみるだけでいいですか?」と確認しておくと、嫌だったときに言い出しやすくなります。

ちなみに早くお店に慣れてもらえるようにと、フリー(指名なし)で入ったお客様を体入中の女の子に優先的に回してくれるというメリットもあります。新人が好きなお客様もいますし、自分の宣伝にもなります。

ちなみにわたしがソープに体入したときは、バック率が通常時よりも少し良くなるキャンペーンをしていたときでした。体入は4時間ほどでしたが、その日のお給料はなんと約6万円!「少しの時間で、こんなにも稼げるの!?」と衝撃を受けたので今でも鮮明に覚えています。

そして体入して良かったと思ったことは、やはりお店の雰囲気や仕事内容がわかったことです。

はじめてですから、当然何をすればいいのか全くわかりませんでした。今思えばお客様へ失礼なこともしてしまっていたかも…。

でもスタッフが「新人です」と伝えてくれていたお陰でお客様も理解してくれていたのか、怖い思いをせず楽しく体入を終えられました。

ソープの体験入店の流れ

ソープの体験入店の流れを大まかにすると以下の流れになります。

  1. 応募
  2. 面接
  3. 講習
  4. 実際に仕事をする
  5. お給料をもらう

それぞれ具体的な流れを解説していくので、ぜひご覧ください!

STEP1.応募

まずは気になる店舗へ、面接の応募をしましょう。

応募方法は、最近ではWEBやLINEで簡単にできます。店舗へ電話をかけて応募することもできますが、LINEなどからの応募が一番スムーズに話が進むのでおすすめです。

連絡するとだいたい話がすぐに進み、さっそく面接の日時と場所を相談して決定します。

このときは当日の体入について尋ねられる事が多いので、すぐに体験入店をするのであれば面接後の予定を空けておきましょう。

STEP2. 面接シートの記入

ソープの面接では履歴書が必要ない代わりに、面接シートに記入をしてから面接が始まる流れが一般的です。

(※履歴書が必要なお店もあります)

面接シートの内容は店舗によって異なりますが、、だいたい下記のような項目が聞かれます。

面接シートに記入する内容例
  • 個人情報(名前・生年月日・住所・電話番号)
  • スリーサイズ・体重
  • 現在の職
  • タトゥーや傷の有無
  • 喫煙の有無
  • 当店を選んだ理由・きっかけ
  • 風俗経験
  • 稼ぎたい金額(トータル・1日)
  • 希望の源氏名
  • 希望勤務時間・曜日
  • 体験入店の希望の有無
  • 初出勤の予定日
  • 写真の希望(口元は隠す・目は隠す・全モザイク)
  • 広告への出演可否
  • 可能プレイ(◯・△・✕をつけていく)
  • 性感帯
  • 初体験の年齢
  • 好きな体位
  • 得意プレイ
  • お客様への一言

働くことを想定して、真面目に答えていきましょう。

ちなみに採用されたいからといって嘘をつくのはNGです。あとからバレると面倒なことになりますので、きちんと本当のことを書いてください。

STEP3. 面接を受ける

面接シートの記入後、スタッフと面接をします。面接シートを見ながらもう少し細かく質問されるような流れが一般的で、そこまで緊張する必要はありません。

そして面接の一環としてボディチェックがあるお店もあります。ボディチェックの目的は、タトゥーや手術痕、傷や妊娠線の有無などをチェックするためです。エロ目的ではないので安心して下さい。

とくに中級〜高級ソープになると高確率でボディチェックが実施されており、私が働いていたお店でも、服を脱いで下着姿になり一周するボディチェックがありました。

しかし悪徳なお店だと、エロ目的としてボディチェックをするお店がないとも言い切れません。「全裸になって」「パンツ一枚になって」など、度を越した要求をしてくるのであれば帰宅しましょう。

STEP4. 講習を受ける

面接で採用になって体験入店に進む場合は、実際に接客をする前に講習を受けます。とくに業界未経験の場合は、講習を受けることになるケースがほとんどですので、その心構えをしておきましょう。

講習と聞くと、初心者の子からすると「スタッフと実際にセックスしなければいけないのか」といったことが気になるかと思いますが、口頭説明や女性スタッフとの実技、ビデオを見るなどの指導方法が一般的です。

私が働いていたお店は、口頭とビデオの講習でした。そして入店が決まってからのマット講習は、女性スタッフに指導してもらいました。

男性スタッフが直接指導するケースはほぼありませんし、私の周りでもあまり聞いたことがありません。

とはいえ男性スタッフから講習を受けるお店もゼロではありません。とはいえ優良店なら実際に挿入したりフェラしたりするような行為はないので安心して下さい。

講習で挿入までさせるような店舗は悪徳店なので、その時点で中断して帰るようにしましょう。

STEP5. 体験入店で接客をする

講習を終えたら、体験入店として実際にお客様をつけられて接客します。

はじめてなのでとても緊張しますが、お客様も初心者ということをスタッフから聞かされているので安心して下さい。とはいえもちろん安くないお金を払ってきてくれているお客様ですので、一生懸命サービスしましょう。

体験入店の最後には、接客した分のお給料を現金で受け取ります。ソープでは「稼いだお金は現金当日受け取り」が基本ですので、体験入店でもそれは同様です。

ちなみに高級店などではしっかりとした講習を受けるため、講習費用が引かれることもあります。2万円前後が相場ですが、お店によって異なるので事前に聞いておくと安心ですよ。

ソープの体験入店でチェックしたいポイント

ソープの体験入店では、下記3つのことをチェックしてみてください。

  1. お金について
  2. お店の雰囲気
  3. 客層や入具合

それぞれ具体的にチェックしておきたいポイントをまとめていきます。

お金について

チェック項目内容
バックの料金コースのバックをはじめ、指名やオプションバックの金額を確認しておきましょう。
ボーナスの有無お店によっては、◯本以上の指名、◯日以上の連続出勤など決められた条件をクリアするとボーナス支給があるところもあります。確認しておきましょう。
給与保証の有無と条件お店によっては給与保証があるところもあります。条件や金額を確認しておきましょう。
ノルマ・罰金の有無ノルマが設定されているお店もあります。また、罰金制度を設けているお店もあるので要確認です。
雑費の料金お仕事で使用する備品はお給料から天引きされるところがほとんど。雑費の金額や計算方法はお店によって違うので要確認!

お金については聞きづらいところもあるかと思いますが、かならず理解できるまで質問してください。大切なことなので、スタッフ側としても理解できるまで説明してくれますよ。

あとで知らないことが出てこないよう、気になることはしっかりとチェックしておきましょう。

お店の雰囲気

体験入店をしたときは「女の子とスタッフのやり取り」「女の子たちの雰囲気」などをチェックして、過ごしやすいお店から確認しましょう。

お店によっては、他の女の子と話をする機会はほとんど無いところもあります。しかしスタッフとやり取りしているところを見かけることはあるので、タイミングが良ければ体入で話している様子を見られます。

ちなみに私が働いていたソープでは、すれ違えば「お疲れ様です」と挨拶をする程度で、仲良くおしゃべりするようなことはありませんでした。しかし2Pで毎回ペアになる女の子がいて、その子とは仲良くさせてもらっていました。

オプションの2PをOKする場合は、周りの女の子と仲良くしていればプレイもしやすくなります。

客層や入り具合

体入で必ず確認しておくべきことが、客層や入り具合です。

きちんとしたお店であれば、新人のあなたにはベテラン常連客がついてくれると思います。仮にそのベテラン常連客がマナーを守らず変なことをしてくる人だと、そのお店の客層はあまり良いとはいえません。仮にその客が特殊だったとしても、初めから変な人を回してくるお店も信頼できませんよね。

このあたりは1度だけでは把握しきれないこともあるので、できれば数回体験入店させてもらうと確実です。

ちなみに私が体入したときの初接客はベテラン常連客さんがお相手でしたが、色々教えてくれるとっても良い人だったのを今でもよく覚えています。

ソープの体験入店によくある質問

体験入店でもお給料は出る?

体験入店でもお給料が発生します。お店によっては、体験入店の場合通常よりも多めのバック率が付くこともあります。

今まで色々な風俗嬢から話を聞いたことがありますが、体験入店で収入がゼロだった話は聞いたことがありません。お給料は現金で当日受け取りができますし、接客にさえ入れば確実に稼げます。

体験入店に持っていくものは?

体験入店に持っていくものは、最低限の下記の2つです。

  • メイク道具
  • 上下揃えたきれいな下着

お客様の接客をするのですから、身だしなみやメイクは常にキレイな状態である必要があります。化粧がよれていたら「いかにも他の人の接客後って感じで嫌だな」と思われてしまい、印象もよくありません。

また面接後の体入でよくあるのが「ボロボロで見せれないレベルの下着を着て来てしまった!」「そういえば、今日上下揃ってない!」といったミスです。

面接に行く日は体入のことも考えて、きれいな下着を着用して行きましょう。

そのほか、お店によっても体験入店に必要なものは異なります。応募したときに聞いておくと良いですよ。

体験入店と面接はまた別?

面接は採用・不採用を決めるためにするもので、体験入店は採用が決まった後にすることですので、また別の話です。面接で採用にならなければ、体験入店することもできません。

基本的には面接当日に体験入店ができるお店が多いのですが、日をあらためて体験入店日が設けられるところもあります。

体入荒らしってなに?

体入荒らしとは、お店で働く気もないのに何度も体入を繰り返す行為のことを言います。

とはいえソープでは3~4店舗ほどの面接を受けて体入するのは当たり前です。その程度なら体入荒らしにはならないので問題ありません。

しかし本当に腰を据えて働く気もなく、10件前後の体入を繰り返すと、一般的に「体入荒らし」に該当します。

体入荒らしはお店に迷惑をかけますし、同じグループ内の店舗であればブラックリストに入れられ同グループ傘下への面接を断られることもあります。

体入だけでは接客スキルを伸ばすこともできないので、体入荒らしはしないように気をつけましょう。

ソープの体験入店しよう

ソープの体験入店は、実際にお客様の接客をして「お試し」で働く機会ですが、当日にきちんとお給料が貰えます。

そして体験入店をしたからと言って、強制的に入店させられることもなく「合わない」と感じたらその場で断ることもできます。

体入は面接後採用が決まったあとに当日から受けられることがほとんどですが、都合が悪ければ後日にお願いすることもできます。

お店とも相談しながら、体験入店をしてお店を選んでいきましょう。

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