元ソープ嬢のみゆきです。
ソープで面接を受けて採用となった場合、体験入店があります。その体験入店の前に必ず受けるのが、講習。
初心者からすると講習で何をするのかわからないと思いますから、不安で仕方ありませんよね。
そこで今回は、ソープの講習内容について分かりやすくまとめました。体験談も交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ソープの講習とは?
ソープの講習とは、実際に働く前にソープの仕事内容やプレイの流れ、各種テクニックなどを習う機会です。動画や書類などで解説を見たり、先輩嬢を相手に実際にやってみたりすることになります。
ちなみに業界初心者がソープで働く上では、講習を受けるのは必須条件です。
私はソープで働く前にデリヘルにいましたが、それでもソープ用の講習を受けましたし、もしも講習を受けなければ右も左も分からない状態でした。
ちなみに講習は何日間も受ける必要はありません。基本的には1~3時間ほどで終わる日程になっています。
ソープランドは「本番をすれば簡単に高額稼げる」と思われがちですが、全くそんなことはありません。接客態度やハードなサービス提供ができなければ、長く生き残ることはできないのです。
講習は立派なソープ嬢になるための第一歩だと思っておきましょう。
ソープの講習の種類
ソープの講習には「実技あり」「実技なし」の2種類があります。それぞれ具体的にどんなことをするのか解説していきます。
実技ありのソープ講習の内容
ソープの講習は「実技あり」のものがメジャーであり、業界未経験の子のほとんどが受けることになります。
とくに「マットプレイあり」のお店では、かならずと言っていいほど実技講習があります。私も講習を受けましたが、デリヘルとは全く違う接客方法でびっくりしたのを覚えています。
「実技あり」と聞くと「男性スタッフとセックスをするの?」と不安になるかもしれません。しかし優良店であれば、男性スタッフとの実技はあってもセックスまですることは無いので安心してください。
実技の内容はプレイに至るまでの接客方法や、プレイ後にすることなどを教えてくれます。
私が男性から講習を受けたときは、男性スタッフが服を着たままプレイの流れを教えてくれました。こちらが脱がされることも一切なく、「こんなときは、こうすればいいよ」と詳しく教えてくれて安心感がありました。
わからないことがあれば、なんでも質問しておきましょう。
実技なしのソープ講習の内容
ソープの講習で実技がない場合は、マニュアルや解説動画を活用して、仕事の流れを聞いたり見たりして学びます。
ちなみに解説動画はソープのお仕事専用のもので、お出迎えから送り出しまでの流れが分かりやすく収録されているのです。AVとかではありません。
マニュアルを見ながらスタッフから口頭で講習を受ける場合もありますが、イメージがつきにくくて分からないことがたくさん出てくる可能性があります。不安なままで接客をするのは精神的にもつらくなるので、講習の際に遠慮なく質問してください。
(講習のあとは体験入店ですぐ接客することになりますので)
とはいえ新人講習の場合、基本的には口頭説明や解説動画だけということはほぼありません。できれば実技ありの講習が用意されているお店を選ぶのがおすすめです。
ソープの講習で習うこと
ソープの講習で習うことは、主に下記の4つです。
- 技能(サービスの流れ)
- すけべ椅子の使い方
- マットプレイ
- 接客やマナー
それぞれ具体的な内容について解説していきます。
技能(サービスの流れ)
技能と聞くと「実際にプレイするの?!」と思いますが、そこまで具体的なことはしません。技能面で学ぶことは、基本的に以下のような内容です。
- お客様が入ったときに準備すること
- お客様のお出迎え方法
- お部屋に入ってからお風呂に入るまでの流れ
- お風呂から上がってからプレイまで
- プレイ後のシャワーについて
- お客様を送り出す流れ
これらの流れについて口頭説明を受けながら、身ぶり手ぶりで教えてもらえます。
先述しましたが、基本的にセックスやフェラチオなどの実技まですることはありません。実際のテクニックについては店舗用DVDである程度見ることができますし、なければAVを観て学びましょう。
すけべ椅子の使い方
ソープランドではすけべ椅子が設置されています。(大衆店や激安店では通常の椅子なこともあります)
すけべ椅子とはソープランド特有の凹状の形をした椅子で、お客様に座ってもらい、下記のようなプレイをおこなうことになります。
ボディ洗い | 椅子に座らせたお客様を、女の子が自分の体で洗ってあげる方法。 |
たわし洗い | 女の子のお股の毛をたわしに見立てて、お客様の太ももや腕などを洗う方法 |
くぐり洗い | 凹の部分に手を入れて、お客様の性器や肛門を洗う方法 |
壺洗い | お客様の指を1本ずつ自分の膣の中に入れて、指をキレイにする方法 |
これらはすべて基本的なプレイですが、中でも「ボディ洗い」「たわし洗い」「くぐり洗い」は、ソープランドで働く上でかならず覚えておくべきテクニックです。
実際に女性スタッフが教えてくれることもありますので、わからなければとにかく質問して学びましょう。
マットプレイ
マットプレイがある店舗では、かならずと言っていいほど実技講習があります。私が体験したマットプレイの実技は、お店で働いている女の子が担当してくれました。
マットの準備をはじめ、ローションの作り方やお客様の体に塗る手順、プレイ方法を実際にやりながら教えてくれます。
マットプレイの基本的なプレイ内容は以下のとおり。
全身リップ | お客様の全身を舐める |
カニバサミ | お客様に添い寝をする体制になり、男性器を膝の裏で上下に刺激する |
あめんぼう | 自分のおっぱいや乳首でお客様の足裏をマッサージする |
裏横すべり | お客様の片足に自分の足をはさみ、そのまま上下に滑る |
逆さ裏千流くだり | 裏横すべりの体制からそのまま自分の体を反転させ、上下に滑る |
とはいえこれらはほんの一部で、他にもさまざまなテクニックがあります。教えてもらったことはしっかりと覚えつつ、お仕事をしながらどんどんレベルアップしていくことが大切です。
接客マナー
ソープに来るお客様は、高額な利用料を支払って会いに来てくれています。
プレイ内容はもちろん、基本的な接客マナーも最高級のものを提供しなければいけません。とくに高級店になると、マナーはかなり厳しくなります。
わざわざお金を払ってきているのに、無口で無愛想な女の子に接客してもらいたいと思う男性は少ないはずですよね。
接客やマナーはプレイ内容よりも重要と言われることもある部分ですから、講習でしっかりと学んでおいてください。
ソープの無料講習と有料講習の違い
ソープには無料講習と有料講習があります。これらの違いについても解説しておきます。
無料講習
ソープの講習は基本的に、無料で講習しているところがほとんどです。私が働いていたソープも無料講習でした。
格安店・大衆店ではほとんどの店舗の講習が無料で、中級店以上になると一部のお店で有料講習が用意されている傾向にあります。
ほとんどの場合、実技講習は在籍する女の子か男性スタッフが担当します。
有料講習
一部有料で講習を実施している店舗もあります。講習料の相場は1日1.5〜3万です。
ソープで働く女性はあくまで個人事業主という立場で雇われますので、ある意味ではプロフェッショナルとして扱われているともいえます。
お店はあくまで仕事を斡旋する立場で、プロである個人事業主のソープ嬢を無料で育てる義務はない、という考え方です。
なかなか厳しい雰囲気がしますが、その代わりに質の高い講習を受けることができます。講習を担当してくれるのは専門の講師というケースも多いので、ソープ嬢という仕事のノウハウを全て教えてもらえるのです。
ソープの講習事情まとめ
ソープの講習は、業界未経験の場合はかならずと言っていいほど受けることになります。
「実技あり・実技なし」はお店によって異なりますが、個人的には「実技なし講習」だけでお客様の前に出すお店は不親切な気がしますので、実技ありの講習が用意されている店舗を選ぶのがおすすめです。
とはいえ実技講習で男性スタッフが女の子を裸にしたり、スタッフが脱いだりして本当にセックスをしようとするようなお店は悪徳です。
少しでも怪しいと思ったら「私には合わないです」と言って帰る心構えも用意しながら、ソープの講習を受けてみてください。