どんな接客業にも閑散期というものがあり、それは風俗業にも存在します。
閑散期とはお客様が比較的少なく、暇になる時期のことを言います。
お客様が来ないと稼ぎにならないので、女の子は困ります。こんなとき何をすれば良いのか、どう乗り越えるのか知りたいですよね。
今回は元風俗嬢の私が、風俗の閑散期の乗り越え方について解説します。ぜひご覧ください!
風俗に閑散期はある?
風俗の閑散期は、下記表のとおり。2,3,6,9,10,11月がそれにあたります。
閑散月 | 閑散期になる理由 |
---|---|
2月 | 年末年始でお金を使ってしまい節約しようとする時期 |
3月 | 進級・就職など、何かと忙しくお金もかかる時期 |
6月 | 5月のGWでお金を使ってしまい節約しようとする時期。梅雨で雨が続き足取りが重いことも理由の一つ |
9月 | 夏休みでお金を使い、節約をする時期 |
10・11月 | 年末年始に向けての節約をする時期 |
一般的な販売業などとは、少し違っているかもしれません。
大型連休後やイベント後は閑散期に陥りやすく、あくまで私の経験談ですが「2月・3月・6月・11月」はとくにお客様が少なかった印象にあります。
2ヶ月に1回は閑散としてしまう風俗業。しかし「この月は閑散期だから…」と何もしないのはもったいない!
閑散期だからこそできることをして、時期関係なく安定してお客様が入るようになるのがベストです。
では、具体的にどのようなことをして閑散期を過ごせばいいのでしょうか。
風俗の閑散期を乗り越えるコツ
ここからは、風俗の閑散期を乗り越えるコツについて解説していきます。
私も初心者の頃は、閑散期になると収入がかなり減っていたのですが……。
色々と工夫して4つのコツを身につけてからは、閑散期でも収入が大きく減少することが無くなりました。
それぞれ具体的に説明していきますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
イベントを利用する
風俗の閑散期には、だいたい世間的に大きなイベントごとがあります。
例えば下記のとおり。
- 2月:バレンタインデー
- 3月:ホワイトデー
- 10月:ハロウィン
これらのイベントはお客さんを呼ぶチャンスですので、利用しないのはもったいない!
こういった時期には、もちろんお店がイベントを出すことも多いのですが、私は自分が独自でできることを考えて積極的に実施するようにしました。
バレンタインデーであればチョコレートを用意したり、ハロウィンになればドレスをいつもとは違った雰囲気にしてみたり、お店から指定されなくても自分で企画すれば良いのです。独自のイベントをする場合は、事前にスタッフと話し合いOKをもらうことで、協力してもらえますよ!
写メ日記を使って積極的に自己PR!
風俗で働くうえで写メ日記の更新はかなり重要です。
私が風俗業をはじめたばかりの頃は、写メ日記のありがたさが全く分からず更新をサボっていました。
スタッフに「〇〇ちゃん今日も写メ日記サボってたでしょ~」とよく怒られていて、そのたびに「気が向いたらね~」なんて言って後回しに…。
そんな私がなぜ、写メ日記をしっかりと更新するようになったのか。
それはある掲示板に書いてあった「指名する子を選ぶときは、絶対に写メ日記を見る。パネルはあてにならない」という投稿を見かけたのがきっかけです。その投稿のコメントには「わかる」「確かに」「風俗でハズレを引かない攻略法だよね」などかなり賛同意見が多かったのです。
それで「ハッ」として、徐々に写メ日記の更新頻度を増やしていくと、本当に新規の指名客が増えたのです!そんな指名客の多くが「写メ日記をみて気になっちゃって」と言ってくれる人ばかりでした。
写メ日記で「こんなイベントしてるよ~」など投稿することで自己PRにもなります。
更新する暇がある閑散期こそ、しっかりとした内容で投稿することを意識してみましょう!
本指名を増やすため接客態度を見直す
本指名を増やすために、暇な時期だからこそ接客態度を見直してみるのはとても大切です。
閑散期には、待機時間も長くなりがちです。暇な時間をぼーっと過ごすのはもったいない!
本指名を増やすためにどんな工夫をすれば良いのか、自分はそれをできているのか、調査して改善していきましょう。
今はネットで検索するとある程度のことは解決できる時代です。風俗用掲示板やSNSなどを見てもいいですし、関係性によっては待機中の先輩に聞くのもアリです。
またバタバタしていれば流れ作業になってしまいがちな接客ですが、閑散期には体力がありあまっていることもあります。新規のお客様ひとりひとりにしっかりと向き合えるチャンスでもあるので、意識しておきましょう。
出稼ぎに行く
閑散期は基本的に全国の風俗店で同時期に起こります。
しかし一部例外地域があります!それは「温泉地」と「観光地」です。
温泉地と観光地は、9月〜3月が風俗の繁忙期になります。
- 滋賀県(雄琴エリア)
- 岐阜県(金津園エリア)
- 大分県(別府エリア)
- 佐賀県(嬉野エリア)
- 山梨県(甲府エリア)
冬の時期は、思い切って温泉地や観光地近くの風俗店に出稼ぎにいって働いてみると、「閑散期で収入がない……」という困った事態を回避できる可能性があります。
風俗の閑散期はどう過ごす子が多い?
実際のところ、風俗の閑散期はどんなふうに過ごす嬢が多いのでしょうか。
これまでによく見てきたパターンをお伝えしていきます。
とにかく散財する!
繁忙期にしっかり稼いで、閑散期に散財する風俗嬢は結構多いです。
とくに閑散期には整形する人が増えてきます。その理由は、ダウンタイムに遠慮なく長期間休めるからです。
1ヶ月ほど休んで、思い切って海外旅行にいく子もいます。長期間お休みをとるなら、お店には早めに伝えておきましょう。
出勤日数・時間を増やす
風俗一本で働いている人は、閑散期に入ると収入を維持するために出勤日数や時間を増やす人もいます。
私は風俗一本で働いていたときは、この方法で乗り切っていました。
閑散期には「出勤してもどうせお茶続きでしょ」と休みがちになります。しかし、この時期に出勤日数や時間を増やすことでお客様の目に留まりやすくなり自分のPRにもなるのです。
またいつもとは違う時間に出勤してみるのも一つの方法です!
例えば夜間がメジャー出勤であれば少し早めの夕方から出勤してみたり、思い切って朝からに変えるのもおすすめ!「この時間に気になっていたあの子が出勤してる!」というレアな感じが出で、指名が入りやすくなります。
私の出勤は朝〜夕方がメジャーでしたが、たまに夕方〜夜出勤する日を作っていました。
そうすると「いっつも朝から夕方までで帰っちゃうよね?実は気になってたんだけど、仕事で日中来れなくて…。そしたら今日夜の時間帯に出勤になってたから思い切って予約入れちゃった!」
なんて嬉しいことを言ってくれるお客様もいましたよ!
風俗の閑散期は準備をして臨もう
風俗の閑散期は1年のうちに数回必ず来ます。
閑散期に収入が減り、悩まされる女の子も少なくはありません。しかしこんなときこそプラスに考え、工夫して乗り切っていくことが大切です。
もちろん思い切って休みをとって海外旅行に行くのも良いかもしれませんし、過ごし方は自由です。
閑散期になんとなく過ごしてしまわないように、今から準備しておきましょう。