こんにちは。元ソープ嬢のみゆきです。
風俗で働いていると「もうこの人は接客したくない!」と思うような嫌な人がやってくることがあります。私も1年に数回は「この人はNGにしよう」と思うような、ひどいお客さまに接客することがありました。
今回はそんな「NG客」にまつわる記事です。
- 風俗のNG客あるある5選
- 迷惑なNG客に当たったときの対処方法
上記2点について元風俗嬢のわたしが徹底解説していきますので、どうぞご覧ください!
風俗で迷惑なNG客とは?

風俗のNG客とは「この人にはサービス提供はできない」と店舗や嬢が判断したお客さまのことを言います。
スタッフや風俗嬢がNGを出せば、その人とは今後一切プレイすることはありません。
NG客は風俗店や風俗嬢にとって、かなり迷惑な存在です。「お金を払っているからいいじゃないか」とよく言われていたのですが、そんな人ほどNGを出していました。たとえ太客だったとしても、風俗嬢を苦しめるようなことをする人はお店側としても許されることではありません。
もちろん、お客さまはお店や風俗嬢にとって大切な存在ですから、我慢できる範囲のことは許されます。しかし、我慢できないほどのことをされてまで利用してほしいとは思わないのです。
風俗のNG客あるある5選

風俗のNG客あるあるは、以下の5つです。
- 泥酔している人
- 説教してくる人
- 体臭がきつい人
- AVに影響されすぎている人
- ルールをむしする人
この5つは、実際に私が接客NGにしたお客さまたちの特徴でもあります。実体験を交えて詳しく説明します!
1.泥酔している人
風俗嬢が嫌がるNG客の特徴1つ目が「泥酔している人」です。
これは週末の深夜帯に来るお客さまに多いのですが、泥酔しすぎて受付すらままならない人がいます。足元がフラフラしてろれつが回らないお客さまは、受付の時点でスタッフが入店NGと判断して帰されることが多いですが、なぜか通過する人もいます。
シャワー中にひっくり返ってケガでもされてしまえば、トラブルに発展する恐れもあります。
実際にあったのが「お風呂には浸からないほうがいいですよ」と伝えたのに、どうしても入りたいと言われ渋々浸かることに。その結果、酔いが回って嘔吐……なんてこともありました。
すぐにスタッフを呼び対応してもらいましたが「もうこんな思いは一生したくない!」と思った出来事です。
そして、お酒を飲んでいる人あるあるが「立たない」「立つけどイケない」問題です。テクニックの問題でないことはわかっていますが、こちらまでスッキリしない思いをすることになります。
ということで、泥酔して迷惑をかけるような人はNG客認定です!
2.説教してくる人
風俗嬢が嫌がるNG客の特徴2つ目が「説教してくる人」です。
説教してくる人のレベルによって、NG客認定の有無が決まります。ちょっとした説教なら話を変えて対応できるので、NG客とまでは言いません。しかし話を変えているのに、しつこく説教を続ける人はプレイにも影響が出てしまうのでNG客認定!
説教された後にプレイするのも嫌ですし、プレイ後にされると後味悪くなり気分も良くありません。
中でも印象的な説教が「こんなところで働いて、将来どうするつもりだ!お先真っ暗だよ!」と真剣な顔をして言われたことがあります。まずなぜ風俗店で働いているからお先真っ暗になるのかわかりませんし、そもそも「こんなところ」を利用しているあなたが言えることでしょうか。とツッコミたくなる説教でした。
説教してくる人は結構いるので、ほとんどは聞き流していましたが、心にグサッとくるようなことを言ってくる男性もいるので要注意です。
3.体臭がきつい人
風俗嬢が嫌がるNG客の特徴3つ目が「体臭がきつい人」です。
鼻をつまむまではいかないけど、臭いと感じる人は10人中5人ほどの割合でいます。おじさまのお相手をすると加齢臭などが気になることが結構ありますが、とはいえ我慢はできる範囲です。
しかし鼻をつまみたくなるほど臭い人が、たまーにいました。そこまでくると私はNG客認定にします。
清潔感がない男性は、風俗店で嫌われます。何日もお風呂に入っていない、もしくは毎日同じ服を着ているのだと思われる人は、衛生的な問題もあり危険なのです。
あまりにもひどいと受付でお帰りいただくようスタッフが伝えるそうなのですが、稀に気付かれず通過できちゃう人もいるのです。
4.AVに影響されすぎている人
風俗嬢が嫌がるNG客の特徴4つ目が「AVに影響されすぎている人」です。
これは風俗店を利用する男性以外にも当てはまることですが、AVに影響されすぎている人の前戯はとにかく痛い!とくに潮吹きをさせるために力を入れてガシガシと…。想像しただけでも痛くなります。
そもそも潮吹きは力を入れたからといって成功するものではありません。それなりのテクニックや女の子の体調、体質によって、できる・できないが変わります。実際に激しい手マンをされたときに膣から出血してしまい、その日の予約を全てキャンセルにせざるを得ないこともありました。
お店や予約していただいていた他のお客さまに迷惑がかかるので、正しい知識をつけてほしいものです。
5.ルールを無視する人
風俗嬢が嫌がるNG客の特徴5つ目が「ルールを無視する人」です。
これも風俗店あるあるの一つ!中でも多いのが「本番したいな」「生で良い?」「写真撮りたいな…」この3つです。ほかにも、NGプレイにしていることをしつこく要求してきたり、持参してきた女性用パンツを履かせようとしてくる人もいました。
そもそもオプションプレイは追加料金が必要なのに、お店に伝えずお願いしてくる人は「ずるい人だな」と呆れます。
お店のルールを知っているうえで、むしをしてくる人もかなり多いので要注意です。
風俗で迷惑なNG客に当たったときの対処法
上記で紹介したNG客を接客することになったとき、どんな対応を取れば良いか迷いますよね。
「お店の人にすぐに相談するべきか」「直接お客さまへ言うべきか」「今後の対応をどうするべきか」こんな悩みが頭をよぎります。
受付の時点でNG行動が見られた場合、スタッフが受付不可として帰してくれます。しかしスタッフも完璧に見抜くことはできません。そうなると、風俗嬢で対処する必要があるのです。
では、具体的にどんな対応を取ればいいのか、見ていきましょう!
まずは解決できないかを考えてみる
初めからNG客と認定するのではなく、まずは解決できないかを考えてみましょう。
たとえば下記のようなことを試してみて、様子を見るのも大切です。
嫌な話をしてくるお客さま | 話題を変えてみる |
口がくさいお客さま | 歯磨きをしたあと、口臭タブレットを一緒に食べる |
ひげ・爪などが伸びているお客さま | 「次はもっと一緒に気持ちよくなりたいから、ひげと爪は切ってきてほしいな」と伝える |
連絡先や本名などをしつこく聞いてくるお客さま | 嘘の本名を伝えて、連絡先はお店でNGにされていると伝える |
意外とあっさり解決できることもありますから、まずはその場でうまいこと対処することを考えましょう。NGのラインを少しでいいのでゆるくすることも、快適に働くうえで身につけたい処世術です。
スタッフにNGを伝える
- 解決策を試してみたけど全然ダメ!
- そもそも生理的に無理
- この人を接客するくらいならお店を辞めたい!
上記のように、どうしても接客ができない場合はスタッフにNGを伝えましょう。
無理な人を無理に接客すると精神的ダメージを受けます。スタッフにNGを伝えるときはかならず具体的な理由を聞かれるので、そのまま嫌な気持ちを伝えましょう。
スタッフにもNGが伝われば、次からその人から指名が入ったとしても「〇〇ちゃんは予約でいっぱい」と伝えてくれます。
(なおNGの理由が「本番強要」「傷や恐怖を与える行動」など、かなり悪質だった場合は、NGが出ていることとその理由を本人に伝えることもあります)
ちなみに私がNGを出していた基準は、主に下記の3点です。
- 不潔すぎて、接客に支障がでる人(プレイに集中できなかった、洗っても臭いなど…)
- ゴム無し強要してくる人
- 禁止事項を強要してくる人(撮影や連絡先交換など)
とにかく1回断ってもしつこくお願いしてくる人は、NGにしていましたよ。
とはいえ、風俗経験4年でNGを出したお客さまは5人程度でした。私が働いていたお店が、たまたま良客が多かったのかもしれませんが。
とはいえNGを出し過ぎないよう注意
嫌なお客さまがいれば、スタッフに伝えてNGにしてもらうことは簡単です。しかしNGが多すぎると、お店からの信用を失いかねません。
たとえば「なんとなく嫌だったから」「話が全く面白くなかった」「合わない」などの理由は、お店側としてもあまりいい印象は持てません。NGが多いとスタッフから「扱いにくい嬢だな」と認識されて、最悪の場合出勤調整されてしまうこともあるので要注意です。
またNGが多いと、指名客も減って稼ぎにくくなります。少しでも多く稼ぎたい場合は、NGにする基準はなるべくゆるくして稼ぐといいですよ。
風俗のNG客には毅然とした対応を
NG客の接客は、体力・精神ともに疲れます。風俗嬢の負担にならないためにも、風俗店には「NG客」のシステムがあるのです。
とはいえなんでもかんでもNGにしていると、指名は減りお店からの信頼も薄くなってしまうので要注意!
自分のワガママになるNGは出さず、とはいえ本当に迷惑な客はNGにして、上手に稼いでいってください。