キャバクラに女性客はくる?接客のコツや注意点を解説

キャバクラといえば、キャバ嬢が男性客を接客する場所というイメージですよね。

とはいえもちろん、女性が入ってはいけないわけではありません。興味本位で入ってみたり、何かの付き添いで入ることになったりすることがあるかもしれません。

そんなとき、キャバ嬢は果たしてどのように対応するのが正解なのでしょうか。

今回は元キャバ嬢ライターのわたしが「キャバクラの女性客」についてお答えします!

目次

キャバクラに女性客はくる?

まず前提として、キャバクラに女性客は来店されます。

もちろん男性客に比べると女性客の数は圧倒的に少なくなりますが、キャバ嬢が接客するお客様は男性客に限りません。そして人気のキャバ嬢は女性客に対しての接客も上手ですし、女性ファンも多いです。

昔は女性の来店を禁止しているキャバクラや、完全に禁止はしていないものの男性客同伴でないと入れないキャバクラもあったそうですが、現在はそういったお店はまずありません。女性客1人での来店を歓迎するキャバクラも多いです。

女性客が来店されるもっとも多いパターンは、飲み会の団体客に女性客も混じっているというケースです。同僚や上司に連れられる形で、忘年会シーズンになると1日に何人もいらっしゃる場合もあります。

キャバクラにくる女性客の特徴

キャバクラにはどういった女性客がいらっしゃるのか、詳しくタイプ別に説明していきます。

会社の飲み会で来店

キャバクラの女性客としてもっとも多いのが、会社の飲み会などの付き合いで来るケースです。

「同僚や上司といっしょに来る昼職の女性」という属性になりますが、なかにはキャバクラに来慣れている女性もいます。そういった方はお酒好きで、ノリが良くて話しやすい方が多いです。

逆に「キャバクラがどんな場所なのかよくわかっていないのに上司に連れてこられてしまった…」という女性客もいらっしゃいます。緊張していたり、不安そうだったり、珍しそうにキョロキョロと店内を見回していることもあります。優しく声をかけて安心させてあげましょう。

同業者

お店に在籍している女の子の友達など、他店で働くキャバ嬢もキャバクラに遊びにきてくれます。

通常営業の日にフラッと遊びに来てくれることもありますが、イベントの日に友達や知り合いの売り上げに貢献するために来てくれることも多いです。

私の勤めていたキャバクラでは、お店を経営する偉い人が系列店の女の子を連れて飲みにくるケースもありました。私にとっては高嶺の花のような人気のキャバ嬢の方が来たこともあり、お話させてもらってとても勉強になりました!

同業者は、仲良くなったらイベントの日に来てくれて、売り上げに貢献してくれる女の子もたくさんいます。来店できないまでも、お花を送ってくれたりと盛り上げてくれることもあります。当然ですが、同業者にそういったことをしてもらったときは、自分も相手の誕生日に来店したり、お花を送るなどのお返しは必須です。お互いに応援しあう感じです!

キャバ嬢のファン

昔に比べると今はYouTube、TwitterやInstagramなどSNSで顔出しして活動するキャバ嬢がたくさんいらっしゃいます。有名キャバ嬢の中にはオンラインサロンを持っている方もいますし、書籍を出版したり、メディアに出演したり、タレント顔負けの活動をしているケースも珍しくありません。そういったキャバ嬢には同性のファンもたくさんいます。

ファンとして来店する女性は、同業者であるキャバ嬢もいますが、ナイトワークは未経験という一般の方もやってきます。その中には恋愛対象が女性という方もいます。

女性経営者

男性の部下を連れて来店したり、中には1人でキャバクラにやってくる方も時々います。

1人で来られる方は、女性が好きな方もいますが、男性ばかりの職場に疲れて気分転換したい…ガールズトークがしたくて…という目的の方もいます。キャバ嬢の友達や知り合いというケースもあります。

こうした女性経営者の方たちは、お酒好きな方が多い印象でした。

気前も良くて、自分の指名している女の子に対してだけでなく、店中の女の子に自社製品の試供品などを配ってくれる女性経営者の方もいました。

気に入ったキャバ嬢や、友達のキャバ嬢のイベントには忙しくても顔を出してくれたり、お花を送ってくれたりと義理堅い方が多いのも特徴です。

キャバ嬢の家族

私の実体験で、お店の女の子の誕生日イベントにその子のお母さんが来店したことがありました。

高いボトルを入れて、会社の同僚を大勢連れてきて売り上げに大貢献。将来は自分の店を持ちたいという娘の夢を応援しているとお話して下さいました。

昔よりナイトワークがタブーとされていないので、このようにキャバ嬢の仕事を応援してくれているご家族も増えています。

キャバクラで女性客に接客するコツ

そんな風にキャバクラに来店される女性客への接客ですが、基本的にはいつもと同じです。

女性同士だからといって必要以上に身構えずに、いつもと同じような接客をするのが大切。それを前提に、いくつかのケース別に接客のコツをまとめました。  

男性グループに女性客が混じっている場合は関係性を探る

会社の飲み会では、グループ内の男性客の1人に恋をしていたり、もしくは彼女だという女性客もいらっしゃいます。中には、彼氏がハメを外しすぎないように監視する目的で一緒にキャバクラに来ている女性客もいます。

空気を読まずに営業をかけてしまうと、女性客の機嫌を損ねてしまいますし、場の雰囲気も険悪になってしまいます。

こういった関係性については、こちらからあれこれと詮索するのではなく、観察して察する力が必要です。女性客の立場を理解・配慮した対応を心がけましょう。

自分の指名客が女性客を連れてきた場合、お客様を立てる

自分と仲の良いお客様が、部下や同僚をキャバクラに連れてくるケースもあります。

そういった場合「私の方がお客さんと親しい」というマウンティングのような態度を取らないようにしましょう。連れてきた女性客が話しやすそうな話題を振ったり、居心地良くさせてあげることが大事です。

お客様の連れてきた相手を思い切り楽しませてあげたら、お客様にもとても喜ばれます。男性にとっては顔を立ててもらえることはすごく嬉しい事なんです。後日お客様から「こないだはありがとう、あいつすごく楽しかったみたいだよ!俺の株も上がったよ!」とお礼を言ってもらえることもありました。

ファンの女性には「ギャップ」を見せると喜ばれる

ファンとしてキャバクラに来てくれた女性には、SNSなどで見せている一面の他にも「実はこういう面も持っているんだよ」というギャップを明かすのも手で、喜んでくれるファンも多いです。

例えば、サバサバしているように見えて虫やオバケが苦手だったり、可愛いものに目がなかったりするところを見せると、親近感を持ってくれてもっと推してくれることも。

女性同士だからこそ、嫌味なく素の顔を見せるような立ち回りを意識してみてはいかがでしょうか。

キャバクラで女性客を接客するときの注意点

最後に、女性客だからこそ気をつけたい注意点について解説していきます。

同業者を接客するときは悪口・陰口に注意!

同業者を相手に接客する場合などは、仕事の悩みを話し合ったり、キャバクラ業界の情報交換ができたりと楽しく盛り上がりました。

ただ、お互いに業界のことを知っているからとはいえ、他店のキャバクラやキャバ嬢の悪口は絶対に言わないようにしましょう。そのお店やキャバ嬢本人に伝わったらトラブルを招きますし、相手を傷つけてしまいます。他のお客様に聞かれてしまってそこからトラブルに発展する可能性もあります。

ちなみにSNSをしている場合、可能ならば「今日は◯◯ちゃんがお店に来てくれた」と写真を撮って載せるのがおすすめです。バズって、それを見た新規のお客様が足を運んでくれることもあります。

お互いにメリットがある立ち回りをしていきましょう。

細かな部分が見られることに注意!

女性客は男性客よりも細かな部分を見ていることがあります。

キャバ嬢のファンの女性や、女性経営者はなおさら気づきます。姿勢、灰皿の交換、おしぼりを渡す動作など基本的な部分も観察されています。雑にこなしていると幻滅されてしまうかもしれません。

女性1人のお客様に「1人で来るなんて珍しいですね」は禁句

女性客本人も、珍しいことは自覚しています。

わざわざ口に出して言って、嫌な気分にさせないようにしましょう。同業者ならまだしも、キャバ嬢のファンの一般女性や、女性が好きな方が、勇気を振り絞ってキャバクラに来てくれたケースもあります。

珍しいという言葉をかける他、デリカシーなく詮索するのも絶対にダメです。1人でも来て大丈夫だった、来てよかった、と思ってもらえるような居心地の良い接客を心がけましょう。

キャバクラでは女性客も大切に!

女性客だからといって、変に緊張する必要はありません。そして「どうせ太客になってくれるわけでもないし」と思って接客の手を抜くのは絶対に避けましょう。

なんらかのつながりで、新たな指名客を得られるチャンスにつながることもあります。同業者だった場合は助け合える関係になれるかもしれません。メリットはたくさんあります。男性客だけでなく、女性客も楽しませられるキャバ嬢を目指しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次