風俗の仕事10選。働き方や給料相場を解説

一口に「風俗の仕事」といっても、そのジャンルによって働き方や給料はさまざま。

また同じジャンルのお店でも大衆店と高級店でお給料や面接の難易度がまったく違ったりと、意外と奥が深いのが風俗のお仕事です。

これからナイトワークや風俗のお仕事を検討している女性に向けて、働き方や給料の目安をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

風俗の仕事とは?

風俗の仕事は、男性に性的サービスをして対価を受け取る「ナイトワーク」の一種です。

ナイトワークは「風俗」と「水商売」に分けられ、下記のような違いがあります。

違い風俗
水商売
仕事内容男性に性的サービスをする仕事男性にお酌をして話をする仕事
抜きありなし
月給相場50万円〜程度20万円〜程度

風俗は男性客と接触してエッチなサービスをする仕事だと思っておけば間違いありません。

風俗の仕事は基本的に「抜き」アリ

風俗では基本的に男性との接触があり、最終的に射精させるのがお仕事です。

一部表向きな募集では射精させる必要のなさそうなお仕事もありますが、オプションや暗黙の了解を加味すると、基本的に風俗は「抜きアリ」の仕事だと思って差し支えありません。

その分お給料は一般的な仕事や水商売よりも高い傾向にあり、本人次第で大きく稼げるチャンスがあるお仕事です。

とはいえ男性と接触したくない方は、同じナイトワークでも風俗ではなく水商売(キャバクラやガールズバー、ラウンジなど)を選ぶのも検討してみてください。

風俗の給料は歩合制が基本

風俗の仕事では、時給などが発生する店舗はほぼありません。ピンサロだけは一般的に「時給+歩合制」が採用されていますが、その他は「歩合」のみで計算される店舗がほとんどです。

初心者向けに待機保証をつけてくれる店舗などもありますが、基本的には働いてナンボ・指名をとってナンボの世界が風俗です。

とにかくガンガン働いて稼ぎたい方向けのお仕事と言えます。

風俗の仕事10選。働き方や給料相場を解説

それでは、代表的な風俗の仕事を10個ご紹介していきます。

お店の働き方や給料相場をまとめてありますので、参考にしてみてください。

デリヘル(デリバリーヘルス)

現代日本でもっとベーシックかつ人気の風俗がデリヘルです。

男性の自宅や泊まっているホテルなどに派遣されて、そこでサービスをするお仕事。お店で待機するタイプと自宅で待機するタイプの店舗がありますが、どちらにせよ送迎は店のドライバーがしてくれることがほとんどです。

基本的に本番はありませんが「入れさせて」と言われることもしばしば。上手にかわしながら射精へと導くテクニックを身につける必要があります。

デリヘルの給料相場

デリヘルは、だいたい日給で3〜4万円ほどが相場になります。1日4万円だとすると、15日出勤すれば月給60万円。人気嬢になれば指名料などでもっと上振れしますので、さらに大きく稼げる可能性があります。

ファッションヘルス(店舗型ヘルス・箱ヘル)

デリヘルの「店舗型」のお店が、ファッションヘルス。通称「箱ヘル」とも呼ばれます。

基本的なサービス内容はデリヘルと変わりませんが、嬢側がホテルや自宅に行くのではなく、来店したお客に対して店内の個室で性的サービスをおこないます。

デリヘルよりも店舗の監視が行き届くため、本番を強要してくる客が減るメリットがあります。ただし店を構えている分固定費がかかっており、給料は少し低めになる傾向にあります。

ファッションヘルスの給料相場

ファッションヘルスは、デリヘルより少しさがって日給3万円〜くらいが相場になります。15日働けば月給45万円程度。人気店でフリーの客が多く来店する場合、指名が取れなくてもコンスタントに稼ぎやすいため、初心者の子にもおすすめです。

ホテヘル(ホテルヘルス)

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、お店の中にプレイルームがなく提携ホテルでサービスをおこなう「ホテヘル」というジャンルの店舗があります。

デリヘルと箱ヘルの中間くらいの立ち位置の店舗になっていて、地域によってはホテヘルが大人気で乱立しているような風俗街も存在します。

しかし一部の地域では、ホテヘルは「嬢のレベルが微妙で安くて本番しやすい」という、働く側からすると不名誉なイメージを持たれていることも。あくまで地域によりますが、客層が少し悪くなる可能性があることには注意が必要です。

ホテヘルの給料相場

ホテヘルの給料は、箱ヘル同様に日給3万円〜程度が相場になります。ただし傾向的に格安店もあり、ピンからキリまである印象ですので、できるだけ人気で料金の高めな店舗の面接に受かることが大切です。

ピンサロ(ピンクサロン)

ピンサロは風俗の中でもっとも男性利用料金が安く、短時間でサクッと射精に至るのがウリの店舗です。客の回転が早いため、一般的に「時給制(+一部歩合)」が採用されています。

暗くした広い部屋の中に複数のソファとテーブルが用意されていて、あまりきちんとした仕切りのないところで性的サービスがおこなわれます。完全な1:1にならないため、本番を強要されるようなリスクがかなり低いのはメリット。

ただしシャワーがなくおしぼり対応ですので、衛生面では少しデメリットを感じるかもしれません。入れ替わり立ち替わりサービスに入りますので、体力的にもかなり疲れます。

ピンサロの給料相場

ピンサロ嬢の給料は、時給3,000円程度が相場です。そこに接客回数や追加オプションに応じて歩合がつき、日給で言えば3万円〜程度。頑張れば月給50万円〜くらい稼げるお仕事です。

基本的に店内が暗くしてある関係上、あまりビジュアルが重視されませんので、見た目に自信のない子でも稼ぎやすい風俗とも言えます。

オナクラ(オナニークラブ)

オナクラは、一般的に「もっともソフトな風俗」と言われるジャンルの店舗です。

「男性客のオナニーを眺める」というプレイが基本コースになっており、オプションがつかなければ男性から一切触られず、こちらからも触らずにプレイが終了することもあります。まずオナクラから風俗に入る子が多く、初心者向け。

ただし昨今では手コキが基本コースに含まれている店舗も増えてきており、またほとんどのお客が手コキオプションを希望することから、ハンドサービスを完全NGにするとなかなか客が取れないかもしれません。

とはいえプレイ内容は全体的にソフトですので、初心者向けなのは間違いありません。

オナクラの給料相場

オナクラの給料は、日給2万円〜くらいが相場になっています。オプションをたくさん付けてくれる顧客がつけば大きく稼げる可能性もありますが、基本的には「短時間・低料金・ソフト」がウリのお店ですので、その分稼ぎも低くなる傾向にあります。

ソープ(ソープランド)

ソープは、国内の風俗で唯一「本番サービス」が暗黙の了解のもとおこなわれているジャンルの店舗です。

法律的には「浴場」の届出が出されており、お客は「入浴料」を払って入店します。ソープ嬢のいる個室風呂に通されて、そこで追加で「サービス料」を支払い、ソープ嬢と自由恋愛の末に本番にいたるストーリーになっています。

男性客からすると本番行為やマットプレイが醍醐味で、さまざまなテクニックも要されることから、風俗店の中では給料水準がもっとも高い店舗です。

ソープの給料相場

ソープの給料は、日給10万円〜程度が相場になります。もちろんお店の料金形態にもよりますが、1回のプレイで3万円〜くらいがバックされますので、3客とれば10万円です。月に15日出勤すれば月給150万円と、かなりの高級を稼げる可能性のあるお仕事です。

風俗エステ

風俗エステは、リラクゼーションと性的サービスをあわせた形態の風俗店です。

男性客にアロママッサージなどをおこない、仕上げとしてハンドサービスで射精させるのが基本プレイ。お店のコンセプトによっては「洗体マッサージ」といった全身をつかってサービスすることもありますが、基本的にお客からのタッチもなくソフトな風俗店と言えます。

なお一般的に「メンズエステ」と呼ばれる店舗は抜きナシ。「風俗エステ」は抜きアリという違いがあります。

風俗エステの給料相場

風俗エステの給料相場は、だいたい日給で25,000円〜程度になります。1回あたりの時間が長めですが、プレイがソフトな分利用料も安めになる傾向があり、その分バックもデリヘルなどより下がります。

とはいえ頑張れば月給50万円〜は目指せるお仕事です。

M性感

M性感は、Mな男性を女性が責め抜くタイプの風俗店です。

手や口で射精させるだけではありませんので、かなりのテクニックが必要になりますが、その分比較的高収入。そのわりに男性側からのタッチなどはほぼ受けませんから、夜に強い女性から人気の店舗です。

男性を手玉に取るのが得意でテクニックに自信がある女性におすすめです。

M性感の給料相場

M性感の給料は、だいたい日給で5万円〜くらいが相場になります。デリヘルよりもテクニックを要する分バック率が高めに設定されていることが多く、稼ぎは良くなる傾向に。

月給でいえば100万円の大台も射程圏に入ってくるお仕事です。

イメクラ(イメージクラブ)

イメクラは、いわばデリヘルやファッションヘルスのマニアック版です。

たとえば女子高生のコスプレをして電車のような内装になっている個室で痴漢プレイをする店舗や、メイドコスをしてご奉仕をする店舗など。コンセプトによってさまざまなお店があります。

その世界観に沿ったサービスをして男性を喜ばせる必要がありますので、エンタメ精神の旺盛な子におすすめの仕事です。

イメクラの給料相場

イメクラの給料は、だいたい日給2.5万円〜くらいが相場になります。一般的なデリヘルなどよりもソフトなサービス内容になることが多く、また内装や衣装にお金がかかることもあり、バック率は控えめな傾向。

またニッチなジャンルだとそもそもの客数が少ない場合もありますから、店舗選びが大切になります。

SMクラブ

SMクラブは、本格的なSプレイ・Mプレイを提供する風俗店です。

M性感は「女性がS・男性がM」と完全に決まっている店舗ですが、SMクラブではどちらも選べるようになっているのがほとんど。よってテクニックがない女性も「M」側で働けますが、その場合もかなりハードなプレイ内容になります。

その分給料は高くなりますが、他の風俗店と比べてもハードルが高めなジャンルです。

SMクラブの給料相場

SMクラブの給料は、日給で5万円〜くらいが相場になります。人気の女王様になればさらに稼げる可能性も。

ただかなりニッチなジャンルですので、お給料がどうというよりも、この界隈に興味のある方が働くべき店舗かもしれません。

風俗の仕事の選び方

ここからは、風俗の仕事の選び方についてまとめました。実際にどのジャンルで働けば良いか決めきれない方は、以下の手順で選んでみてください。

お店の種類を決める

まずは今回ご紹介して9種類の風俗店から、自分が働きたいものを選びましょう。

プレイ内容と給料に大きな違いが出ますので、どこまでできるか、どのくらい稼ぎたいか、といった希望をもとに選んでください。

コンセプトやプレイ内容で候補を絞る

同じ風俗ジャンルでも、お店ごとにコンセプトが異なり、それに付随してプレイ内容やオプション内容に違いが出てきます。

例えば同じデリヘルでも、目隠しプレイがウリのお店もあれば、コスプレがウリのお店もあります。内容や客層によって給料相場も変わりますので、色々と検討してみてください。

給料や働き方で比較する

最終的に候補を絞ったら、あとは給料や働き方の自由度などで比較しましょう。

風俗はお店ごとに「バック率」が変わります。仮に同じ料金帯の店舗だったとしても、給料のバック率が50%と60%では稼ぎが大きく違ってきます。

また出勤日を自分でコントロールしやすいのか、店舗に行く必要があるのか、自宅待機ができるのか、といった働き方も比較してみてください。

面接や体入でお店の雰囲気を確認する

最終的に、2〜3店舗くらいは面接を受けてみることをおすすめします。

いくつかのお店を実際に見てみることで、お店の雰囲気の違いがわかってきます。また求人に書かれていない天引き費用や福利厚生などについても聞けますので、かならず複数店舗の面接を受けてみてください。

最終的に迷った場合は、説明がわかりやすかったり、ごまかさずなんでも答えてくれたお店を選ぶと良いでしょう。

風俗のお仕事は大変だけど稼げる

風俗は体力的にも精神的にも大変な仕事ですが、やはりその分稼げます。ほとんどが歩合制ですから、自分の魅力や頑張りに応じて稼ぎは良くなっていきますので、やりがいを感じる部分もあるかと思います。

もちろん向いているかどうかはやってみないとわからない部分もあります。

風俗のお仕事をする理由があるなら、自分に合っていそうなお店を選んで、まずは面接で話を聞いてみてください。

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